「整体」、「漢方薬膳」、「漢方エステ」、「中国気功」、「中国鍼灸」、「リフレクソロジー」を本格的に学びたい人に留学もできて受験資格も得られる本格的な学校がある。

中医学・整体スクールの名門校『遼寧中医薬大学』 日本校がそれだ。

中国の一流医科大学を卒業し、大学病院や研究所等の第一線で活躍している講師が授業と実習を担当。日本で中国の大学と同等の授業を日本語で受けることができるというのが最大の特色。

 まず、手軽に3ヶ月で習得できる「漢方フェーシャルコース」「漢方アロマボディケア」「アロマテラピーコース」が入門としてはおすすめ。

 本格的に学ぶには一年で学べる「綜合漢方エステコース-専科」。その上の「総合漢方エステコース-上級」がある。このコースは漢方フェイシャル、アロマテラピー、アロママッサージ、中国整体(ボディケアー)、リフレクソロジー、薬膳指導まで系列サロンで実際に使われている技術・ノウハウを、中国医学のエキスパートやプロのエステティシャンが1年間総合的に教授。卒業生には修了証書、認定証書を授与される。卒業後の指導もしっかりとしてくれる。

 しかし、このスクールの特色は本科(3年)にある。「綜合中医療学科」「中国整体学科」「中国気功学科」「漢方薬膳学科」「中国鍼灸学科」などで本格的に 中国医学の専門知識と技術が学べる。「総合中医療学科」では国際中医師試験の取得受験資格が得られる。また「中国鍼灸学科」では国際鍼灸師の受験資格が得られるなど資格も充実している。

 さらに学位課程もある。学士が5年、その上に修士2年、博士3年が用意されている。学士課程は日本で3年学んだ後黒龍江中医薬大学に留学し、卒業後、1年の臨床研修の後、医師資格試験を受験できる。専門的に学びたければさらに修士、博士課程に進学できる。

 これを見ていると日本の教育の国際化が徐々に進行していることを知ることができる。日本の大学にこだわることなく、世界に飛び出す学生が出ているが、この中で中国は、これからおそらく注目されていくであろう。しかも中国医学という切り口はなかなか面白い。注目しておきたい学校だ。