昼前の曇りがちな空の下、ジャガイモの収穫の二度目をするために「趣味の菜園」へ、今回も家族が掘り上げたイモを仕分け…大きさ及び品種別に…して屋内のダンボールに入れるのを手伝ってくれましたが。


「菜園」に飼い主たちが出ているのをどこかで見ていたのか、ねこ がニャーニャー鳴きながらやって来て、掘り残しがないように…小さいイモでも土中に残っているとやがて芽を出して育ち始めてしまうので…ウネに座り込んでいる筆者のそばに来ようとして、立ち止まった。


筆者のすぐ横には、片脚の不自由になったペットのニワトリが一羽座り込んでいたのであるよ。ねこ はニワトリの姿を見ると、怖がっているとは思えないのだが適当な距離を保って近づこうとしない。


うずくまっているニワトリから2メートルほど離れたところに、ニワトリに背中を向けて向こう向きに座り、それでも何となくそこにいて寝そべったり、背中を舐めたりしている。


足の不自由なニワトリは小柄なメンドリで、しばらく前から様子を見ているので動けないことは多分 ねこ にもわかっているのだろう。


その気になれば、仕留めることもできるだろうと筆者には思われるのだが。


ねこ は家族と思っているのか、エモノと捉えてはいけないと思っているのか、まだこのニワトリが孵化したばかりのヒヨコだったころから決して狙おうとしない。なかなか聞き分けのいいオリコウサンに思えるのだが。