ねこ は今日も一食目・二食目の手作りゴハンをそれぞれ1/3ぐらいずつしか食べない。毛球症がまだよくなっていないらしく、ドライ・フードをねだりはするのだが、いざ食べようとしてすぐに横を向き、どこかへ行ってしまう。


が、外へ出ると元気そのもので、柿の木には登るし、夕方筆者が「趣味の菜園」に出て作業をしているといつの間にかやってきて、「菜園」の隅の堆肥置き場の辺りで何かしていたと思うと、黒い小さなモグラを捕まえて広いところに座り、モグラを放しては捕まえてオモチャにしている。その後モグラをどうしたかを見届ける前に ねこ はどこかに行ってしまったのだが(食べてしまったとすると、あとでまた戻しそうな気がするし、逃げられたとすると「菜園」に差し支えるかも)。


今日は何度か外に出かけたり戻って来たりを繰り返し、食べない以外異常はなさそうに見える。やはり毛球症が完治していないのだろうから、毛球症対策ペーストを舐めさせておくことにした。


気分はあまりよくないらしい。夕食時に10センチぐらいのチカ…ワカサギによく似た海の魚…を食卓に出し、筆者は自分の分から一匹半ほど ねこ の手作りゴハンの上に乗せてみたが ねこ はコタツ布団の縁に寝そべったままうつわのところに行こうともしない。与える前に ねこ の鼻先にチカを持って行ったにもかかわらず。


調子のよくないときには無理に食べなくてもいいだろう、日ごろ十分に食べている飼い猫が餓死するようなことはあるまい。


が、本来食べたいらしいのだが、食べる、あるいは食べようとすると吐き気がして食べられないのはツライにちがいない。予防として、一定の日にちごとに対策ペーストを舐めさせればいいのだろうけれど、なかなかうまく行かないものですわねぇ。