午前中に外出し、帰宅してから ねこ は一旦家に入ってきたのだが。


夕方、ねこ は勝手口の外でニャーニャー鳴いて、台所にいた筆者に扉を開けて!と合図をしている。扉を開けてやるとすぐに中に走りこんできた。


手作りゴハンの二食目ができてからまだ帰宅していなかったので、連れ立って居間へ来て、ゴハンにドライ・フードをトッピングしてやる。


しばらくして、何となく飼い主の顔を見上げてニャーニャー鳴くので体を撫で回すと、わき腹と尻尾の先の裏側にオナモミの実がいくつも長い毛にからまっているのに気が付いた。


そういえば、家族が先に ねこ が帰ってきた時に撫でていて「これがついていた」と見せに来たことを思い出した。


毛の長いしろいねこ-onamomi0226


画像は、オナモミの茶色になった実。以前記事に掲載した画像を再度引っ張り出すことにしまして。


「くっつき虫」などと呼ばれるかもしれないこの草の実は、フットボールのような形の一センチ位の大きさで針のようなトゲが無数についていて、衣服や髪の毛にくっつくと取るのにしばしば困ることがありますわね。


猫ブラシで取ろうとしてみたけれども、毛がすでに実のトゲにからまっていてとても取れない。とすれば、ねこ をなだめ透かしながら横に寝かせておいて、手で毛のからまりをほぐしながら取る外ないかな、と。


わき腹についていた7つと尻尾の先のひとつは取ったものの、まだ尻尾には二つ付いている。取ろうとしたのだが、ねこ のガマンもさすがに忍耐が切れたと見えて、あっという間に猫専用通用口から廊下に出て、外へ脱出されてしまった。

夕方、家族が寄ってたかって尻尾の二つを取ることに成功した。ねこ は結局12個のオナモミの実をつけていたことになる。