真冬や真夏の寒さ・暑さの厳しい時を除き、日中 ねこ は帰宅してもゴハンを食べるとまたすぐに出かけて行き、家に留まることはあまりないのだが。


今日の ねこ は午後に帰宅してコタツの中に入り、丸くなっていた。筆者がしばらくテレビを見ているうちに、さすがに厚い冬仕様の毛皮を着ている ねこ にとっては熱くなり過ぎたのか、首だけコタツ布団から出して眠っている。


大丈夫かしらん、と頭を撫でると、ニャ!と元気に目を開いて返事をし、また目を閉じてしまった。疲れたのかしら、とそっとしておくことにした。


しばらく居間を離れているうちに ねこ の姿はなく、家族によればゴハンを食べて出かけて行ったそうな。


夕方から、火の気のない寝室に大きい方のストーブを置いて部屋を温めているうちに ねこ が外へ出かけて行ったと思ったら寝室のストーブから絶妙な距離のところに横たわり、前後不覚に眠っていた。そのそばに、戻したと思われるものが。


家族が片付けようとして、そのモノは戻したものではなく、食べ残したもの…ネズミかモグラの心臓…だったそうな。ねこ は今日、オヤツを自分で狩りをして調達したらしい。


昼間からコタツで寝ていて大丈夫か、と思ったが、大丈夫らしい。


エモノを毛皮ごと食べてしまっただろうから、明日は毛球症対策ペーストを舐めさせておこうかしらん。