午後、それなりに気温も高く、乾燥しているので、ちょうど筆者のパソコン仕事の納品を終えて時間ができたこともあり、急に思い立って ねこ の毛皮を洗濯することにした。


今年は寒いうちから昼も夜もあれやこれやに追われて、そういえば ねこ をお風呂に入れた…シャワーで洗った…のはいつだったかしらん、と。


この頃のような気温の高い時には、シャワーの温度もなるべく高くせず、猫の体温…調べてみると38~39度C…よりも少し高いかな、というぐらい、シャワーの設定温度で40度Cにすると、比較的 ねこ は嫌がらずに、比較的おとなしく座ってくれたりするかな、と。


長い間洗わないと、まずはお湯をかけても毛皮が満足に濡れてくれないものですが。少し多めの専用シャンプーをつけて泡立て、流してからもう一度シャンプーしたいところでしたが。


まぁいいか、と一度で済ますことにしてしまいまして。


古いバスタオル…猫専用バスタオル…二枚を使っていつもより念入りに水分を拭き取り、あちこちの鍵をかけ、猫専用出入り口には猫トイレでバリケードを作り、今回はコタツを入れたり、ストーブを点けたりしなくても大丈夫だろう、と。


風呂場から居間へ、筆者のスェット・シャツにしがみついて移動した ねこ はそのまま時折体中を舐めながら窓という窓、扉という扉を巡回した挙句、脱出が不可能と悟ったらしく二階へ行き、このごろよく寝そべっている二階の廊下の板の間で毛づくろいをするつもりになったらしい。


その後、寝室のタンスの裏の隠れ家に移動した ねこ は、夕方はおろか、飼い主達の夕食が終わる頃までずっと眠りこけていた模様。夜中になってやっと出かけていったようなのだが。ねこ はいつも、毛皮の洗濯のあとは実によく眠る。夏休みにプールへ出かけ、帰宅するときまって午後の間中眠りこけた子どものころを思い出すけれど、水に当たったあとは疲れが出るのかしらん。