まだ新聞が届く前の早朝に、パソコン仕事が一段落したので「趣味の菜園」に出て、サヤエンドウの巻きひげを支柱に絡ませたり、イチゴの色づいたものをハサミで切り取ったりしていた。


しゃがみこんでイチゴのウネの雑草を夢中で抜いていると、突然足元でちいさな「ニャァ」の声が。コタツの中で熟睡していると思っていた ねこ がいつの間にか外に出てきて、筆者の後ろから近づいてきたのにまったく気がつかなかった。


猫族の得意技として、ねこ は足音を消して歩いてきたのだが、飼い主の横を通るときにそっと声をかけてびっくりさせないように配慮をしたのかも。


朝の挨拶代わり??


すぐ脇を通り過ぎた ねこ は少し前方の空いたウネの地面が出ているところに向こう向きに座った。


イチゴのウネの草取りを終え、中に入ろうとして ねこ に声をかけたのだが、ねこ はそのまま座ったきり。中に入ると、すでに ねこ は居間にいたりしたのだが。