隣の家で、増築に伴う解体工事で出た廃材や使い残したマキを、我が家の薪で焚く風呂釜いただけることになり、家族が引き取りに出かけた。


ねこ は昼間の間によく隣(正確には、往来を挟んだ向かいの家)の家の物置に出かけていたらしい。ニャーニャー鳴きながら向かいの家の方角から戻ってきたり、回覧板を持っていくと、この家の庭から出てきたりした。


帰宅した家族の話なのだが。


隣の家の増築の工事が始まり、いつも入り浸っていた物置が壊されてしまった。ただでさえ人見知りする我が家の ねこ はいつも行っていたところの様子が変わり、知らない人がいつもいるようになって行き場を失ってしまったらしい、というのであるよ。


それで、昼間もコタツの中で眠っていたり、雨の寒い日などにはほとんど一日ストーブ前・コタツ布団の角を広げた「おザブ」で丸くなっていたりしていたのかしらん、と。