夜の間はさほどではなく、早朝になって急に冷え込み、-7度Cにまで下がったらしい。が、日が出ると気温はぐんぐん上がり、年が明けてから最高だと思うのだが、11度Cまで上がった。


朝方は地面も凍りいていたからか、外に出はしたもののすぐに室内に入り、ストーブ前・コタツ布団の角を広げた「おザブ」に丸くなって過ごしていた ねこ も午前中から外に出て、陽の当たるモモ畑の隅に座り込んでいたり「趣味の菜園」を歩き回っていたり。


昼すぎと夕方にかけての二回、いつも通り外に出てペットのニワトリの世話を焼いたりかれらの落し物(フン)を掃き集めたりしていると、ねこ は久しぶりにのびのびと筆者の前になり、後になり、全速力で走り、木に登り、ご機嫌な様子で動き回り、気を引こうとする。


ねこ が戸外でまるで連れ立って歩くように走り回ったり一足ごとに靴先に絡まるようにじゃれながら遊ぶのは久しぶりだね、と。


風のない、気温が10度C以上にも上がるのは、まだ当地の二月ではほとんどないことなので、ねこ もホッとしたのかしらん。


おりしも、2/22は「ニャン、ニャンニャン」で「猫の日」なのだそう。いくら語呂合わせでも何もこんなに寒いさなかに「猫の日」を決めなくてもよさそうなものなのに、などと、いささか寒い当地に住む筆者は考えてしまったりもするのですが、でもトカゲやカエルたちとはちがい、ネコは年中そばにいてくれる隣人だというのも本当の話。ならば、いつでもいいのかしらん。