午後、「趣味の菜園」で。


暖かい日も今日までで、明日からは再び雪交じりの寒さが戻ってくるというので、一日伸ばしにしていた「菜園」のダイコンを「生ける」ことに。


ダイコンをいったんウネから引き抜き、根の部分が隠れるぐらいの深さに溝を掘り、大根の葉の付け根まで埋めておくと寒さや雪に埋もれても保存することができる。


が、ウネに育っているまま放置すると、地上に出ている白い部分が雪に何日も埋もれたり冷え込んだりして凍ると傷んで食べられなくなってしまう。


ダイコンを引き抜いたり、溝を掘ったりしていると、いつの間にか、どこからか ねこ がやってきて、筆者のすぐ後ろに前足を立てて成り行きを見守っている。


様子を見に来た家族が可笑しがるほど ねこ は筆者がクワを振り上げているすぐ後ろにいて、もう少し後ろに下がりたかった筆者は動くことができなかったりしたのだが。


不自由な体勢ながら溝を掘り終えて、脇に避難させておいたダイコンを溝の中に入れ、土をかけているうちに、ねこ はいつの間にか少しはなれたところに場所を移して座り直している。


が、作業が終わるまで、「菜園」にいて、飼い主のすることを何となく監督してくれていたりする。