2st オイルポンプを少し分解してみる。 | BlackWolf125のブログ

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日本製 最速 125cc SUZUKI RG125Γ(NF13A)のネイキッドバージョンの WOLF125の話題を主に扱っています。ネタがなくなったらもうひとつの趣味の音楽 CD蒐集に関する話題を取りあげたいと思います。

2st オイルポンプを少し分解してみる。


バラした後、円盤だけを付けて開度を確認します。
下の画像位置が全閉位置です。

円盤を手で回し内部のカム機構の位置を確認。
下の画像は開度 0%位置から100%方向と立ち上がる位置と 100%位置から0%方向と立ち下がる位置を油性ペンでマーキングしたところです。
最初の丸いポッチと赤のラインの中間にケガキがありますがそのケガキが 約 40%開度付近です。

2stオイルの供給量を絞る場合の参考にしてください。
(例えばキャブ半開位置で40%ケガキ線に合わせてみる)

ポンプの上部をバラしてみると下画像のようになっています。
クリップのあるロッドが蓋の内側上部にバネで押し付けられていますので蓋の内側が摩耗しています。
ここの接触部に 2stオイルがないとそのうちロッドが蓋を突き破ってしまいますのでこの空間に 2stオイルが常にある必要がありますので、この部分のエア抜きは非常に重要になってきます。
サービスマニュアルのエア抜き方法ではこの部分のエア抜きができないので一旦ポンプを外してポンプを横向きにしてエア抜きとかしないといけませんね。