chehlum

まだまだ、ムスリマ初心者マークの私は
イスラムについて書く時は間違いがないように
柄にもなく、緊張してしまいます。
もし、間違えがあれば、お知らせください。

スンニ（スンナともいう）とシーアの今も続く感情の
シコリはカルバラーの戦いから来るものでしょう。

カルバラーの戦いで、３０００人の
ウマイヤ朝軍勢対し、シーア派はフセイン本人含む。
わずか７２人軍勢で戦い、実質的には虐殺されたも
同然、幼い息子も殺されました。

このＣｈｅｈｌｕｍはイマームフセインの死から４０日を
追悼する悲しみの祭式です。



昨日の土曜日に、昼過ぎにマーカズに買い物に行くと　
日曜の朝のような異様な静けさと警察官たち、、、

（右奥のジャンバー姿全て警察官です）

急いで買い物を済ませ、レジでお会計をしてるときに
”警察だらけだけど、何かあったの？”と聞いてみると
”シーアの４０日ですよ”と答えが返ってきた。

悲しいことにここ最近パキスタンでは、シーアの祭式に
テロなどが起こり、たくさんの犠牲者が出ています。

バス一台、とトラック一台の警察官がマーカズに
配置されたようです。

（左の黄色いバスと左のトラック）

そのほかに　多数のパトカー、多数のバイクをみて
住民の保護のため、ご苦労様です！と思い、
何事もなく無事に祭式が終わりますように！と
車の中で祈りながら、家に帰りました。

私の個人的な考えですが、
カルバラーのような戦いを２度と繰り返さないように
毎年、アーシュラーに思い出し、平安に過ごすことを
再認識する機会だと思います。