リハーサル漬けのPファンク | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

毎朝10時半に集合して、4日間、みっちりとリハーサルした連中、ヒューストンを後にし、レイク・チャールズに到着します。


この日の会場はカジノ、でも、宿泊はここではありません。にも関わらず、バスはホテルには向かわず、カジノに直行、やな感じではありませんか。そう、皆の予感は的中し、ジョージ、ショーの前にリハーサルしたいと言ってるんだって。さすが長い付き合いです。ホテルに行っちゃったら、連中、サウンドチェックにはやって来ないとの読みでしょう。当たっているのが悔しいですね。

 

でも、まぁ、この日は金曜日。金曜のカジノと言えば、もちろん、これ。パスをもらってレストランに向かう連中。


 

カジノには欠かせないブッフェですが、金曜日は何故か、どこのカジノもシーフードと決まっている。お肉料理を食べないブラックバードは、ステーキの日だったりすると、ちょっとがっかり。この日はラッキーでした。でも、なんかさぁ、ブラックバードって、集中力に欠けるというか、なんかやってるのに、もう別のことに気が行ってることがあるんだよね。シーフードを欲張って3皿も抱え込んで来た図なんでしょうけれども、何だよ、これ?

 

Mrs.:”缶コーンなんかでお腹いっぱいにしないで、せっかくなんだから、たくさんシーフード食べなよ!”

 

と返事するMrs.。ただ飯は食わにゃ損とばかりの、がっつさです。でも、これぞブッフェ、オール・ユー・キャン・イートの極意。当然です。

 

BB:”ほんとだね、ありがとう、ベイビー。そうするよ!”

 

と元気に食べ始めたところに、マネージメントから魔のテキストが来たんだって。

 

Mgmt:”リハーサルするから集まって!”

 

集まってて・・・、今、食べ始めたとこなんだけど・・・。ジョージ、あんた、お腹空いてないのか?

 

ま、そうは言っても、腹が減っては軍は出来ぬという諺もあります。流石に3皿全部は平らげなかったものの、何とかご飯を済ませて会場に向かうブラックバード。

 

BB:”PTV見てよ。リハーサルの成果があったかどうか正直な意見を聞かせてね。”

 

PTVとは御大のご厚意により、タダで見ることができるPファンクのライブ配信、日本とは時差の関係で、ちょっと、都合の悪い時間帯になっているかもしれませんが、ご覧になっている方も多いですよね。

 

https://www.facebook.com/georgeclintonpfunk/videos/611215199634071/

 

出だしは相変わらず"Fly On"です。こんなに同じ曲ばかりがショーの始まりを飾るのは、本当に珍しい。続く往年のヒットソングの数々、観客もPTVの視聴者も大喜びです。幕の内弁当の如く、期待する定番がびっしり詰まったこの日の構成、リハーサルした曲など、ただの一曲も入ってなかったんですよね、実は・・・。