前日泊まった Lale Nakuru では

木製のロッジでしたが、

Masai Mara の Bateleur Camp は

キャンバス生地でできた テントとのこと。

どんな風になっているのか想像ができず

ドキドキしながら到着しました。


こちら BateleurCamp は、いわゆる普通のホテルの

ようなフロントはなく、ゲストが共通に利用する

リビングルームのソファーで ゆっくりくつろぎながら

チェックインなどの手続きをします。


全部で18室(テント)しかないので、すべてこのリビングで

食事やお茶などをすることになります。

このリビング自体がテントになっていました(驚)


宿泊中はいつでもここでお茶やお酒などを楽しむこともできます。

敷地内には一応小さな売店はありますが、

近所に大草原で、コンビニなどあるわけもなく

部屋にはミニバーもないので、ここでの宿泊中は

飲み物やランドリーサービスなど 宿泊において

必要なものは オールインクルーシブ になっていました。

(宿泊料金に含まれているからなのですが、便利です)


英国の田舎のお家のリビングのような

とてもアットホームな雰囲気のリビングルームで

座って待っていると、女性のマネージャーさんが

ニコニコ満面の笑みで 私たちのファーストネームを

たどたどしい発音で呼んで、フレンドリーに

まるで友達が来たかのようにお迎えをしてくれました。(感激~)


何かいいことあるかも・・・


日本から持ってきたガイドブックに

このリビングルームの写真が あったのを思い出し

夫が彼女にそれを見せたら


え~~~!日本のガイドブックに紹介されているの?

お~ なんてすばらしい!!嬉しいわ!!!

ね~みんな見て見て!日本でこんな風に紹介されているわよ!


と大興奮・・・

他のスタッフさんたちを呼んでそれを見せてとても喜んでいました。


実は Masai Mara に来る日本人のほとんどが宿泊する

ホテルロッジが別にあって

日本人でこのBateleurを利用するひとは

まだ少ないので、日本でも認識されてきているのを

喜んでくれているようです。


ちなみに、その日本人御用達のホテルロッジも

今回宿泊の候補にあげていましたが、

客の8割がたが日本人なので日本語がスタッフに通じ

毎晩フレンチディナーが出る(おてるどみくにさん監修)

というのにあまり魅力を感じなかったので、敢えて

日本人が少ないところにしたのでした。


その Mというホテルロッジのスイートの客室の

バルコニーにはサバンナに向かって作られたジャグジー

があって、という超豪華なつくりだそうで

実家父の友人もここに泊まってよかったと大絶賛。


あの ふじわら のりか さんが 写真集の撮影をやった

というのでも大変有名だそうです(知らなかった・・・)

でもあえて、このBatelurにしたのが吉と出るか凶と出るか

どうでしょうね。。。


さて、とにかくここは日本語は全く通じないので、

必死で英語で会話を 試みます。

だって何をするにも、とりあえずバトラーさんに頼まないと

進まないので。


バトラーさんは Fさんという20代後半くらいの男性で

先ほどセスナのところにも挨拶に来てくれていました。

おとなしいひとですが、笑顔が素敵です。


スタッフさんたちが私たちの拙い英語を理解しようとしてくれているのが

なんとも嬉しかったです。ほんとに私たちくらいでも

なんとかなるもので、安心しました。


夜ご飯は7時半から、会場は屋外です。

リビングに面したお庭にテーブルを用意します。

ただし、テントからこのリビングまで歩くと1分ほどだけれど

夜真っ暗になったら、動物に襲われることがあるので、

必ずガードマンを呼んで連れてきてもらってください


と言われました。。。

スリル満点な夜になりそうです・・・


さて、テントに案内されてみると・・・

何かいいことあるかも・・・

サバンナ側から撮った写真(翌朝)

マジでテントです・・・

夜になると、布が下ろされてました。

手前のバルコニーにはソファーやデスクがあり

灰皿もありました。


日本で想像するところのテントとは違って

ベッド、水洗トイレ、シャワー(お湯もOK)

洗面台、 セーフティボックス、最低限度の電気の照明

カメラや携帯電話の充電用のコンセントなど

ちゃんと完備され、一応ドアには鍵もかかります。


広いお部屋で 80平米はあったでしょうか。

実質布でできたホテルの客室と言った感じ。

がしかし、内線・外線の電話はありません。


窓もなく、夜になったら布を下ろしてもらうだけで

その外には動物がうろうろしていて、、


というなかなかな状況で夜を 過ごすことになりそう・・・


左奥がシャワールーム。

バスタブはありません。

天井に蜂の巣みたいなシャワーヘッドがあって

これには苦労しました。


何かいいことあるかも・・・
右側のクローゼットの奥がお手洗い

窓がありますが、網戸のようなものがあるだけで

ちょっと落ち着いてできない感じ(汗



何かいいことあるかも・・・

ここでも一応蚊が心配でしたが

蚊帳はなかったです。

安心していいのかなと思いつつも一応

きんちょーかとり線香を焚きました。

湖とは違って本当に蚊はあまり見なかったので助かりました。


らくらくスーツケースを広げて荷物の整理をしていると

あっという間に夕食の時間に。

言われたとおり、テントを少し出たところで

ガードマンを探すと、すぐに飛んできてくれて

足元を懐中電灯で照らしながら、リビングまで連れていってくれました。


が、なんということ、、、この夜は

まさかの 雨!!!

乾期に雨で動物は喜んでいるでしょうが

また一段と冷えてしまって、8分袖でも寒くて寒くて


屋外(お庭)でのディナーが

残念ながら急遽リビングルームにテーブルを置いての

食事になりました・・・