メテオラ参/琥狗ハヤテ

琥狗ハヤテさんのBLではないもふもふファンタジー「メテオラ」、
とてもとても面白いです！
2巻で号泣し、3巻でもまた涙しましたが。

2巻のラストに登場したのは鷹のメテオラでした。
四十のおっさんですが、飛ぶときはまっぱ（笑）

3巻でも新たなキャラが次々に登場します。
少女のような姿の公孫勝、
この人はなんのメテオラだっけ？龍？狐？

可愛かったのが、狐のメテオラのもふもふ３兄弟。
柴進から、
可愛いから獣化したままを命じられてるらしい（笑）

それから、八咫烏のハッチ！
ハッチはメテオラじゃないですが、
小っちゃくてフワフワなのに、
態度はデカくて可愛いのです♪

巻末の４コマも楽しかった～♪
とっても和むのです。

物語もバッチリと進んでおります。

林冲と智深を含め、
魔星（メテオラ）は全部で108星いるとのこと。

世界に散らばった仲間たちを集め
「混沌」という巨大な敵を倒す、
壮大な物語がいよいよ４巻からスタートする！
とワクワクしてたんですが。

あとがき読んでΣ(￣ロ￣lll)　ｶﾞﾋﾞｰﾝ
紙媒体での発行が難しくなるかも知れないそうなのです。
４巻が出るか否かは３巻の売れ行き次第のようで。

うーん。
すごく面白いのに、どうしてなのかなぁ。

もしや、連載がビーズログってのが
マイナス要因なんじゃないかと思ってみたり。
ビズログって比較的若い女性向けの雑誌ですよね？
うら若き乙女にこういう骨太の物語はウケないとかあるのかな？

ハヤテさんの絵柄とストーリーは
男性も十分楽しめると思うので、
青年向け雑誌だったらよかったんだろうか。

あぁ、でも、同じような事情で完結してしまった
岡田屋鉄蔵さんの「口入屋兇次」は
青年向けのグランドジャンプだったか。

「メテオラ」も「口入屋兇次」も
心を打つストーリーを展開する、
質の高い漫画だと思うので残念で仕方ありません。

「メテオラ」４巻は、３巻の売れ行きが良ければ
また紙媒体で発刊されるらしいので、
是非是非、たくさんの方に
新品で（←ここ大事！）買っていただけたらと思います。

水滸伝ベースの良質なファンタジーで、
なんと、もふもふも堪能できちゃう作品、
お勧めです!!

【関連記事】
メテオラ　弐

メテオラ参　著者：琥狗ハヤテ
ビーズログコミックス　非ＢＬ作品　2016年4月
★★★★★

メテオラ参 (B’s-LOG COMICS)/KADOKAWA/エンターブレイン: ￥670; Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
林冲は後を追ってきた智深と共に、野猪林で動く屍に襲われる。
それを助けてくれたのは、王進と交流があった柴進だった。
林冲は主から託された書状を渡し、柴進らと共に無事滄州へ入ったのだが――。　◆

以下の感想は読メからコピペしたものです。

柴進に助けられ無事、彼の領・滄州へ入った林冲と智深。

そこで王家が襲撃されたこと、
王進、司馬曾、
そして、尚徳の安否を知らされ号泣する林冲の姿に、
私もまた涙が溢れてしまった。
辛い…。

智深の過去エピにも胸が痛む。

メテオラの謎が明かされ、
林冲と智深の関係性も深まり、
彼らの為すべきことが示されて、
さあ、これから!!
とワクワクしてたのに。

なんと、紙媒体はこの巻が最後になるかもしれないとはっ！
あとがき読んでショックを受けた。

大人がどっぷり嵌って楽しめる作品だから残念でならない。
4巻以降も紙媒体で読みたいです！

（読了日2016/6/24）

≪琥狗ハヤテ作品INDEXへ

↓クリックお願いします～♪ヾ(=^▽^=)ノ