この記事は2月21日に書いたものです。

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長い間積んでいた本です。

英田サキさんの初ファンタジー作品「黒い竜は二度誓う」

私、この本のタイトルを思い浮かべようとすると、
最初に頭に浮かぶのが「黒い竜は二度笑う」なんです。
何故なのかわからないけど、「笑う」になっちゃうんですよね(笑)

何度やってもそうなるwww

「誓う」です!
二度、誓ってますから!
そこ、重要ですから!
笑っちまったらダメなんだよ!
私の脳みそ、しっかり覚えろ!

あ、冒頭から話が脱線。
失礼しました。

ファンタジーですので竜も出てきますよ(*´∇`*)
竜好きなので楽しく読めました♪

物語はシリアスに展開していきますが、
終盤はコミカルな描写も盛り込まれ、
読後感も良いのです。

明日美子さんの麗しい絵も
物語を美しく彩ってます。

ただ、明日美子さんのイラストのイメージから、
受は女性っぽいキャラかと思ってたのですが、
なんのなんの、とても芯の強い王子でした!

幼少時の王子と竜の挿絵がとても可愛くてお気に入りです。

話は変わりますが、
実は私、この作品のドラマCDも持ってるんです。
インター倒産時に買ったものの、
これまたずっと積んじゃってます。
本も読んだことですし、これを機会にCDも聴きたいです。

黒い竜は二度誓う 著者:英田サキ イラスト:中村明日美子
花丸BLACK BL小説 2008年5月
★★★★
(タイトルを入力する時、またしても「二度笑う」と打ちそうになったとかwww)
黒い竜は二度誓う (白泉社花丸文庫BLACK)/白泉社
¥771
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◆あらすじ(裏表紙)
竜が伝説のものではなかった時代。
小国アベリエの第三王子ラシュリは、人質として隣の強国ガズマール帝国で暮していたが、母妃譲りの美貌が災いし、老皇帝ザクトーレの慰み者にされていた。
母国のために男娼同然の扱いに耐える日々をおくっていたラシュリは、ある夜、剣闘士のジェイドと出会う。
自分の衣にいきなり口づけたジェイドを、ラシュリは従者として召し抱えるが、彼は過去の記憶を失っていた……!?
忠誠は真実の愛へと変わるのか?
そしてジェイドの真の姿は……?
著者渾身のファンタジー、満を持して新レーベルに登場! ◆


感想は読メからコピペしたものです。

積読崩し。

英田さん初のファンタジーとのこと。
読みやすくて楽しめた。

無骨な攻・ジェイドの朴念仁ならではの一途っぷりが可愛かった!
敵国の人質として男妾の立場に貶められていても崩れることのない、
受・ラシュリの凛とした強さも魅力!

母国の為、従者の命の為、
そして、愛する者を救う為、
命を賭して立ち向かうハラハラな展開を乗り越え、
ホッと息をついた瞬間に繰り出された
「ケェーッじゃ、わからん」に
ブハッと笑かされたw

以降、ラストまで散りばめられるコミカルな描写が
このカプへの愛着を感じさせてくれる要素に。

神の代理人であるサラマーヤの、
高貴な存在なのに意外と下世話というギャップも楽しかった。
彼で1本読みたいくらい。

明日美子さんの美麗な絵も物語にぴったり♪
でも、ラシュリのシリを舐める竜の挿絵には
思わず笑ってしまったりw

(読了日2016/2/21)

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