眠れる王子と召使い/日高あすま

お友達の日高あすまちゃんの新刊が出ました！

とても美しい表紙絵です。
装丁も素敵！

表紙絵は裏表紙に、
そして、口絵に繋がっているように感じられて、
読み終えてからもう一度見ると、
二人の物語が脳裏に蘇ってきます。

表紙絵と口絵、ぜひとも水面GIFで観たい！
（あすまっち、作って～！）

そして、物語。
表題作『眠れる王子と召使い』は、
3話構成となってます。

同時収録作は、前後編の『猫と密室。つまりは愛で』、
既刊本『発展途上恋愛』の番外編、
同じく『スノーブロッサム』の番外編、
ラストに、『眠れる王子と召使い』の描き下ろしがあります。

どのお話も楽しかったです！

表題作は人間とアンドロイドのお話で、
私の好きなジャンル！
思わずうるりときてしまうエピソードもありました。←涙もろいナギ

あすまちゃんのコミックスの感想記事を書くのは、
ひさしぶりなので（読メで呟いたりはしてましたが）、
ちょいとドキドキしながら書いてますが、
みなさん、どうぞよしなに！

眠れる王子と召使い　著者：日高あすま
リンクスコレクション　ＢＬ漫画　2015年11月
★★★★★（大好きな友達に愛を込めて）

眠れる王子と召使い (バーズコミックスリンクスコレクション)/幻冬舎: ￥680; Amazon.co.jp

↓Ｋindle版

眠れる王子と召使い (バーズコミックス　リンクスコレクション)/幻冬舎コミックス: ￥価格不明; Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
それは家事全般を完璧にこなす人型ロボット「ギミック」が広く普及した世界――。
人里離れた丘の上の屋敷に住むシバ・シンイチは
天才工学者である父譲りの頭脳を持つが、
人嫌い・文明嫌いの偏屈な男。
父が遺した「感情を持つギミック」のタキ・ヒロシと暮らしているが、
父への反発からタキを慰み者扱いしてしまい…!?　◆

感想は読メからコピペしたものを一部加筆修正しています。

友達の新刊はアンドロイドモノ。

ひねくれ系のシバは、
天才人形師だった亡父が遺したギミック・タキと二人暮らし。

「心」を持つが故に失敗作とされるタキだけれど、
純粋でちょっと抜けててとにかく可愛い！
召使いなのにそそっかしくて目が離せない。

そんなタキを亡き父への反発から
ないがしろにしてしまうシバ。

でも終盤、タキを必死に探すシバの件に
思わずうるり。
シバに背負われたタキの表情が切なく、
涙を流しているように見えて胸に来ました。

描き下ろし『愛の話』の父とタキのエピも良かった。
父には全てが織り込み済みだったのだろう。

シバがその行動をとる時、
タキの存在がシバにとって
どれほどのものになってるかも
予測済みだったのかもしれない。

父の愛だなぁ。

そして、それはシバだけでなく、
タキにも注がれていたのではないかと。

幼い頃のシバの父への思いや、
父とタキの関係性など
1冊丸ごとで読みたいほど！

同時収録のケモミミ萌えのお話
『猫と密室。つまりは愛で』も可愛かった。
受が可愛いと思ってたら攻も可愛かったとか
（ヘンタイだけど。ヘタレだけど。）

そして、全サ小冊子収録の
『発展途上恋愛』と『スノーブロッサム』の
番外編2編も同時収録。
なんだか懐かしい♪
どちらのカプも仲よさげで((・´∀｀・))ﾝﾌｯ♪

カバー下も楽しいので
お忘れなく！

コミコミペーパーはシバとタキで笑えるネタ。
「古き良き」はどうした！
と、タキの代わりに私がツッコんでおこうｗ

おぉぉ、
友達の本の感想を書くのってなんだか緊張します（笑）
だから「発展途上恋愛」以外の既刊本は
読メにも自ブログにも感想あげてなかったり。
その「発展途上～」も
友達であることを伏せての感想ですし
（本人からコメント入ってたけどｗ）。

でも、今回、勇気を出して書いてみたら楽しかった((・´∀｀・))ﾝﾌｯ♪

昨日、読メに感想をあげて、
今日、アメブロで記事を書いて、
いつもならそれを下書き保存して
しばらく寝かせるところですが、
この記事はこのまま更新いたします！

寝かせると読み返しては、
あれやこれやと気になりだして
こねくりまわしそうなので（笑）
勢い大事！＼(o⌒∇⌒o)/

ところで、あすまちゃん！
シバ・シンイチとタキ・ヒロシという
ネーミングに吹いてしまったよ( *´艸｀)ｸｽｸｽ

（読了日2015/11/30）

≪ア行～ナ行の漫画家作品INDEXへ
≪ハ行～ワ行の漫画家作品INDEXへ

↓クリックしてもらえると嬉しいですo(*^▽^*)o~♪