これはいつ買った本だろう?
アメブロで知り合ったブロ友さんたちが、
健気受けで泣ける本だと盛り上がってたから
気になったので買ったのは覚えてるんですが。
5~6年前でしょうかね?

で、ずっと積んでたのですが、
やっと読みました~。

泣きました。
でも、健気受けに泣いたのではなく、
別件での涙でしたが(笑)

ちなみに、私は六青さん初読みです。
ずっと昔からお名前は存じ上げてたのですが、
なかなか読む機会がありませんでした。(積んでたからだろ)

藤たまきさんのイラストも
作品の雰囲気によく合っていて良かったです♪
そして、あとがきイラスト&コメントが、
私の気になってる人物に関するものだったので
嬉しかったり((・´∀`・))ンフッ♪

蒼い海に秘めた恋 著者:六青みつみ イラスト:藤たまき
ガッシュ文庫 BL小説 2005年5月
★★★★涙
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◆あらすじ(裏表紙)
幼い頃から憧れていた、グレイに会いたい一心で彼の元にやってきたショア。
男らしく精悍はグレイは、想像以上の優しさでショアを迎えてくれる。
しかしある日、ショアは出自を偽ったことでグレイを騙したと誤解され、彼に冷たく突き放されてしまう…。
だけど、どんなに嫌われても、好きな気持ちは変わらない――。
健気なショアに訪れた最初で最後の恋の行方は…? ◆


感想は読メからコピペしたものに
書き下ろしタイトルのみ加筆しています。

積読崩し。
健気受にツボはないけど、
ショアの哀し過ぎる人生がどこに行き着くのか
気になって話に引き込まれた。

ショアが、
愛という唯一つの望みをかけた相手・グレイからも
誤解によって冷たく背を向けられてしまう展開に
胸が痛んだ。
グレイに腹立たしさを感じたほど。

でも、個人的には
カプよりもショアの養父・エルリンクの方に
興味を引かれたことが大きい。

15年間、エリィがショアに続けた仕打ちは
決して許せるものではないが、
彼の心にショアへの愛があると感じてからは
その不器用さが切なくなって…。
本編終盤と書き下ろし『碧い空に満ちる愛』での彼の件に涙。

思えば、読み始める前のニュートラルな状態で
扉絵裏の肩車の絵を見て心惹かれたのだけど、
それはある種の予感めいたものだったのかもしれない(笑)

SS付きイラストカードが付いてました。
ショアの誕生日プレゼントを
一生懸命手作りしているグレイです。
微笑ましいお話でした♪

(読了日2015/11/26)

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