岡田屋鉄蔵さんのヤングキングコミックス
『無尽』2巻です。

幕末を生きた隻腕の剣士・伊庭八郎の物語。

実は私、2巻が発売されたのを全く知らなかったのです。
コミコミで扱われてない一般作品は
自分でこまめにチェックしないといけないのですが、
1巻が今年出たばかりなので怠ってました。

で、たまたま開いたツイッターで
岡田屋さんのツイートを読み、
慌ててAmazonで購入したんです。

2巻は父と息子の関係性がじっくりと描かれた
胸を打つお話で、何度もホロリときちゃいました。
とても良かった!

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MUJIN―無尽―1

MUJIN―無尽―2 著者:岡田屋鉄蔵
YKコミックス 非BL作品 2015年11月
★★★★
MUJIN ―無尽― 2巻 (コミック(YKコミックス))/少年画報社
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◆あらすじ(裏表紙)
江戸四大道場「練武館」にて剣の道を邁進する八郎だったがその矢先、父である八代目・伊庭軍兵衛が病に倒れ…。
父の死によって、跡目争いの渦中に身を置くことになった八郎は?
開国か攘夷かの狭間で揺れる江戸――――
動乱の時が迫る。◆


◆帯より
護るべき家
帰るべき場所があればこそ
人は強くも
必死にも
なる。

あまりに大きな存在であった父・八代目軍兵衛が急な病により亡くなり、伊庭家の跡目問題に直面することとなった八郎。
後に“伊庭の小天狗”と呼ばれた天才剣士を育んだ教えとは。
父は子になにを伝え、子は父になにを想うのか。
動乱の時代が迫る足音を聞きながら、少年にも青年へと変化の時が訪れる。 ◆


感想は読メからコピペしたものです。

前半の父と息子のエピソードが圧巻。

コロリに罹患した父・秀業。
それを知り狼狽える八郎に対する
秀業の一喝と遺す言葉に心が震えた。

今際の際に、自分にできうる最善の方法で父を送らんとする八郎の姿。

混濁する意識の中でそれをしっかりと受け止め喜ぶ秀業の最期。

後日、惣太郎から八郎に明かされる「仮」の意味と、手渡された迷子札…。

描かれたどれもが
深く、強い、父と息子の情愛に満ちていて
何度も落涙。

父の遺した想いを胸に八郎がどんな道を歩むのか、
早く続きが読みたい!

そして、終盤登場の歳とかっちゃん、
こちらもまた楽しみ!

(読了日2015/11/14)

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