この記事は2014年6月1日に下書き保存したものです。

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三浦しをんさんの『舟を編む』を読みました。
すごく良かったです!

この本、去年の8月に図書館で予約しましたが
やっと順番が回ってきたのです。
予約時に1000人以上(おそらく1500人超えてたかと)の
待機数でしたのでこれくらいはかかりますよね。
というか思ってたより早く借りられたかな(笑)

出版社の辞書編集部のお話で、
読書好き(ジャンル限定だけどw)の私は
ぐいぐい引き込まれました。

時とともに含まれる意味や使い方が変わっていく…
言葉ってまさに生き物だと実感しました。

そして辞書によって違いがあったりすることを知りました。

私は毎日のようにネット上に文章をあげているので、
言葉の使い方が間違っていないか
調べることが日常的にあるんですが、
辞書を使うことが最近はほとんどありません。
簡単にネットで調べちゃってるんですね。

でも、この本を読んで辞書を引くことに興味が湧きました。
というか辞書を読んでみたくなったというか(笑)
ただ、いざ買うとなったらたくさんの辞書を前に
迷いまくりそうですが。

それから、借りた本の帯のイラストは雲田はるこさんでした。
作品の雰囲気にぴったりです(*´∇`*)
コミカライズして欲しくなります。

ところで映画の『舟を編む』が
4月にテレビ初放映されましたよね。
本を読んでから観ようと録画してあったので、
この本の読了後に観ました。

やはり小説の方が深みがありましたが
映画版も面白かったです。
映画の方では『BL』という単語がネタになってたのには笑いました。

そういえば小説でも映画でも
『恋愛』の意味についての件で
『異性』と限定していることに異を唱えているのですが、
しをんさんだからこそのツッコミにニヨニヨしちゃいました♪
恋愛は同性間にも存在しますもんね!
((・´∀`・))ンフッ♪

舟を編む 著者:三浦しをん
光文社 非BL作品 2011年9月
★★★★★
舟を編む/光文社
¥1,620
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◆内容紹介(Amazon)
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか──。
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。 ◆


感想は読メからコピペしたものです。

序盤で、辞書の名前『大渡海』と
本書のタイトル『舟を編む』に込められた意味を知り物語に引き込まれた。

1冊の辞書を世に産み出すために
ひとつひとつの言葉をとことん掘り下げ、
地味な作業を気が遠くなるほどに積み重ねていく
辞書編集部の面々の辞書にかける情熱に胸が熱くなった。

そして終盤、
最初の1枚が刷り出されたシーンには目頭が熱くなり、
そこからラストまでの大渡海に携わった人達の万感の思いに感涙。

編集作業だけでなく
主人公・まじめくんのプライベートや
脇役たちとの人間模様も描かれていて人情味に溢れた温かいお話でもあった。

この本の装丁は『大渡海』のと同じなのかな?
素敵です。

図書館で借りた本だけど自分の手元にも欲しい。
きっとまた再読したくなると思うから買おうかな~。

『大渡海』も欲しい!
本当に売ってればいいのに。

(読了日2014/6/1)

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