椹野道流さんとくもさんの小説と漫画のコラボシリーズ、
この巻で完結のようですが。

でも、こういった積み重ねられていく日常が
ベースとなっているシリーズは、
商業的には完結とされていても
読者の心の中でははっきりとしたエンドマークは
つかない気がします。

作家さん的にもそうなんじゃないかしら?
と思ってもみたり(*´∇`*)
きっと椹野さんの心の中では
今も彼らは賑やかに生活しているんでしょうから。

また書きたい題材ができたら
いつでも再開できる結びとなっていますしね。
それを待ってる読み手が多いんじゃないかな。
私はもちろん待ちます(*'ー'*)ふふっ♪

何度でも再読したくなるようなとっても穏やかで温かいお話で
私の大好きなシリーズとなりましたから~。

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  くろねこ屋歳時記(クロニクル)  

くろねこ屋歳時記 弐の巻 著者:椹野道流 イラスト:くも
プラチナ文庫 BL小説 2013年5月
★★★★
くろねこ屋歳時記 弐の巻 (くろねこ屋シリーズ/プラチナ文庫)/プランタン出版
¥600
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◆あらすじ(裏表紙)
カフェくろねこ屋で、美味しい食事を手がけるコックのアマリネ。 無愛想で目つきも悪いが意外に面倒見の良い彼は、店長のヒイラギに片想いし続ける副店長・シロタエのことが気になっていた。 恋人同士となったものの、素直じゃないシロタエに振り回されて……。 節度あるお付き合いを続けるパティシエのタンジ―と高校生のエイスケなど四編の他、四コマ漫画も収録。 想いが色づく歳時記をどうぞ――。


読んでて心がとても癒されましtた。
そうすると読了後に書く私の感想も
どこかやわらかな文章になったりするんだなと、
読メに感想登録し終えて気づきました。

そんな読メの感想を以下にコピペしてます。
具体的な内容については触れておりませんが(笑)
終盤に加筆しています。

重大な事件が起きるわけではなく
静かに流れるくろねこ屋の日々の中、
季節を題材に3カプの物語が描かれているので
読んでてとても和む。

どのカプも穏やかな日常を重ねながら
ゆるやかに少しずつ、でも、着実に
恋が深まっていくのがいいのです。

最後まで単品だったナズナもとても可愛くて微笑ましかった。

彼はこのままでいて欲しいというのが今の私の自然な気持ち。
いずれ素敵な誰かと出会うまでは(笑)

ラストのお話で物語的には
3カプそれぞれに甘さのある着地となってるけど
彼らにとってはこれも通過点。

またいつか、くろねこ屋を覗かせて欲しいな~。

そして、くもさんの絵が心にじんわりと沁みてきます。
あたたかな絵柄は物語の雰囲気と本当にぴったりで
椹野さんがくもさんとのコラボを切望したというのが
とても理解できます。

一番最初にくもさんの漫画を読んでしまったため
舞台設定や人間関係が把握できず
今一つハマれませんでしたが、
小説を読んでからならすんなりと世界に入れました。

またいつでも再読できるように
小説と漫画をセットで本棚に並べました(*´∇`*)

[お知らせ]
プラチナ文庫とCannaの全サがありますよ~。
書き下ろし小冊子です。

応募には「Platinum Ticket」か「Canna Ticket」が10枚必要ですが、
1冊に2枚ついてるので全部で5冊で大丈夫。
そして新刊だけでなく
プラチナ文庫既刊本に付いてる「Platinum Ticket」も
使えますのでありがたいですね!
ただし、既刊本には1枚ずつしかついてませんが(笑)

私、所蔵本を漁ったら余裕でチケット集まりました(〃艸〃)ムフッ
椹野さんの花屋とハートもプラチナ文庫ですもん♪
あとは沙野作品、凪良作品、朝丘作品にもプラチナ文庫あったし。

詳細はプラチナ文庫のサイトにてご確認ください。
http://www.printemps.jp/c/etc/fp_0030.html

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