2001年ビブロス発刊の「片思い」と「あのひと」の2冊が
1冊にまとめられた新装版です。
雑誌掲載は1999年と古いお話のため
時流に合わない部分も多々あったようで、
それらを大幅改稿されての新装版となってます。
そして、新装版書き下ろしもあります。
2冊を1冊にしたぶ厚い本ですが、
登場人物がリンクしてますし、
2作を1つのお話としても読める流れになってますので
まとめて読めて嬉しいです。
お財布的にもありがたいしね(ノ∀`*)ンフフ♪
でも、厚さがハンパないので寝転んで読むにはちょっと不便www
片思い(新装版) 著者:木原音瀬 イラスト:伊東七つ生
BBN BL小説 2013年3月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
「俺、結婚するから」 高校時代の友人、三笠の突然の告白に吉本は驚く。 彼はずっと、自分と同じく男が好きだったからだ。 取り残された気持ちになぜか三笠の結婚を素直に喜べない吉本は思い余って酔ったふりをして…!? 超鈍感男を好きになった負けず嫌いのツンデレ青年のこの恋の行方は…? 吉本と三笠の友人、門脇と数学教師・松下の静かな恋を描いたもうひとつの片思い「あのひと」も全て収録した新装版! 書き下ろしも収録
◆
感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。
『片思い』
ナルシーで結構性格悪い吉本の
「なんでこんな奴に惚れたんだ、俺のバカヤロー」的な
嫌いと好きがせめぎ合う心情描写が面白かった。
デレ成分が微量しかないツンツン吉本が、惚れた弱みで
超にぶちん三笠に組み敷かれてるのにはニヨニヨしてしまうw
部下・磯崎視点で
吉本の憎たらしさの中にある可愛さが表現されてる
旧版書き下ろし『恋は盲目』もよかった。
上司のHを部下がデバガメしてしまうってのもイイネ(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ
このカプはケンカップルではあるけれど、
受の吉本が凶暴過ぎての一方的なケンカップルのようで笑えます。
『あのひと』
表題作カプの親友の話である同時収録作は
ガラッと雰囲気が違い、静かにじんわり来るお話で、
これも好きです。
門脇と松下、年の差のある二人だけど
共に恋に不慣れな印象で、
スタート地点での心の温度差があるだけに
二人の関係性がどう変化していくのかとても気になって引き込まれました。
好きになることに理屈も方程式も必要ないんだなとしみじみ。
松下の「同情されるのではなく、愛されたかった」
というセリフが胸にずしりと来ました。
旧版書き下ろしの『それから』では
松下の妹が絡んできて家族へのカミングアウトの難しさが描かれ、
『同窓会』では2作品の主人公たちが再会していてます。
旧版でのたっぷりのその後編でも楽しめますが、
新装版ではさらに、書き下ろし『おかえり』で
松下×門脇の後日談が読めて嬉しいです。
こちらでは門脇の弟妹が出てきます。
そしてラストはドキドキの締めくくり。
きっとうまくいったと思えます!
≪木原音瀬作品INDEXへ
1冊にまとめられた新装版です。
雑誌掲載は1999年と古いお話のため
時流に合わない部分も多々あったようで、
それらを大幅改稿されての新装版となってます。
そして、新装版書き下ろしもあります。
2冊を1冊にしたぶ厚い本ですが、
登場人物がリンクしてますし、
2作を1つのお話としても読める流れになってますので
まとめて読めて嬉しいです。
お財布的にもありがたいしね(ノ∀`*)ンフフ♪
でも、厚さがハンパないので寝転んで読むにはちょっと不便www
片思い(新装版) 著者:木原音瀬 イラスト:伊東七つ生
BBN BL小説 2013年3月
★★★★
- 片思い (ビーボーイノベルズ)/リブレ出版
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
「俺、結婚するから」 高校時代の友人、三笠の突然の告白に吉本は驚く。 彼はずっと、自分と同じく男が好きだったからだ。 取り残された気持ちになぜか三笠の結婚を素直に喜べない吉本は思い余って酔ったふりをして…!? 超鈍感男を好きになった負けず嫌いのツンデレ青年のこの恋の行方は…? 吉本と三笠の友人、門脇と数学教師・松下の静かな恋を描いたもうひとつの片思い「あのひと」も全て収録した新装版! 書き下ろしも収録
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感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。
『片思い』
ナルシーで結構性格悪い吉本の
「なんでこんな奴に惚れたんだ、俺のバカヤロー」的な
嫌いと好きがせめぎ合う心情描写が面白かった。
デレ成分が微量しかないツンツン吉本が、惚れた弱みで
超にぶちん三笠に組み敷かれてるのにはニヨニヨしてしまうw
部下・磯崎視点で
吉本の憎たらしさの中にある可愛さが表現されてる
旧版書き下ろし『恋は盲目』もよかった。
上司のHを部下がデバガメしてしまうってのもイイネ(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ
このカプはケンカップルではあるけれど、
受の吉本が凶暴過ぎての一方的なケンカップルのようで笑えます。
『あのひと』
表題作カプの親友の話である同時収録作は
ガラッと雰囲気が違い、静かにじんわり来るお話で、
これも好きです。
門脇と松下、年の差のある二人だけど
共に恋に不慣れな印象で、
スタート地点での心の温度差があるだけに
二人の関係性がどう変化していくのかとても気になって引き込まれました。
好きになることに理屈も方程式も必要ないんだなとしみじみ。
松下の「同情されるのではなく、愛されたかった」
というセリフが胸にずしりと来ました。
旧版書き下ろしの『それから』では
松下の妹が絡んできて家族へのカミングアウトの難しさが描かれ、
『同窓会』では2作品の主人公たちが再会していてます。
旧版でのたっぷりのその後編でも楽しめますが、
新装版ではさらに、書き下ろし『おかえり』で
松下×門脇の後日談が読めて嬉しいです。
こちらでは門脇の弟妹が出てきます。
そしてラストはドキドキの締めくくり。
きっとうまくいったと思えます!
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