あく金で読めなかった記事をサルベージして再upです。
いったいいくつ読めなくなってるんだか。
気が遠くなりますよ。
アメブロめっヽ(`⌒´メ)ノ

以下、2009年11月15日にupした記事原文に修正入れてます。

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ミダラなアナタ 著者:ふゆの仁子 イラスト:みなみ遥
ダリア文庫 BL小説 2009年11月
★★★★
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タイトルからしてえろえろかと期待しておりましたら、なかなかシナイのです。
もう~さっさと寝ちまえよっ!とも思いつつ、『せっくすしない』というのが賭けの条件なんだから簡単に堕ちてもらっても困るわけで・・・(笑)

◆あらすじ
大手アパレルメーカーを経営する両親を持つ壮介は、両親の会社のイメージモデルとしての仕事もしている大学生。
ある日、壮介の憧れのデザイナー・マサチカが、壮介をイメージモデルにデザインししたいという指名が入る。
憧れのデザイナーに会えたことで緊張している壮介に、マサチカは『デザインするには、壮介とせっくすして深く知らないとできない』と言う…。◆


壮介の父は、実の父親ではなく育ての父なんですよ。
壮介の実の父親は、世界的に有名なデザイナー・JKD。
彼はゲイなのですが、ゲイなのに女である母を抱き自分が生まれたということだけしか知らされていない壮介は、自分の存在そのものに不安を抱えているのです。

実の父に対する憎しみから、壮介は『ゲイが嫌いだ』と公言してはばからず。
その壮介を前にして、初対面でいきなりマサチカは『どんな体◇位が好き?』だの『タチ?ネコ?どっち?』などと質問して…(笑)

マサチカは和風の超絶美人!
その美人の桜貝のごとき淡い色合いの唇から、えろい台詞がバンバン飛び出します!_( ̄▽ ̄)ノ彡☆ばんばん!
例:『押し倒して上から圧しかかって、そり返ったものをぼくの中に呑み込んで、射◇精するものがなくなるまで、全部吸い取ってあげるよ。』 バタッ 〓██●〓

壮介とマサチカの賭けは、『せっくすしないと相手のことが理解できない』というマサチカと、『せっくすしなくても心で理解することは出来る』という壮介との、どちらが正解なのかという部分で始まってるので、Hシーンはお預け喰らいますw

時々しか出てこない脇役もいい味出してたりします。
壮介を想う田丸というモデル仲間と、マサチカを想っているのであろうマネージャーの嶋崎。
那義はなにげに嶋崎が気になって、彼の話を読みたいと思いました。

それと、壮介が抱えていた実の父・JKDと母の関係に関する疑問が解けていないのが気になります。
来月発売の『ワガママなアナタ』で語られるのならいいけど。

みなみ遥氏の絵がいろっぺ~です。
ふゆのさんがえがくキャラとしては妖艶はマサチカが好きですが、みなみさんのイラストでは壮介が好きです❤

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