華籐えれなさんのJ庭新刊とペーパーです~♪

えれなさん、9月にアンケートをとってらして
得票数の多かった商業作品のSSを書き下ろされてます。

『神に弄ばれた恋』がトップだったそうです。
僅差で『微睡む夜明けの秘めごと』が次点だったそうですが、
11月に出る商業新刊が闘牛士モノ(『愛のマタドール』ディアプラス文庫)
なのでSSも闘牛士の『神に~』にされたとのこと。

『シナプスの柩』の楽しいSSもあります。

そして『うたかたの愛は、海の彼方へ』SSの再録もあります。

ペーパーは『シナプスの柩』から。

本編はどれも既読なのでどのお話も楽しめましたーヾ(=^▽^=)ノ

スペシャルホリデイ-迷惑な人たち- 著者:華籐えれな
OFFICE-EK 同人誌 2012年10月8日

腐の底通信☆BL感想録-IMG_2612.jpg

★サタナスの災難
『神に弄ばれた恋』その後の二人のお話。

うはは!
アベルがサタナスに薬で眠らされてさらわれてますが(笑)

というのも、アベルがサタナスに加えてもう一人、
一流闘牛士のマネージメントをすることになっていて、
数人の闘牛士が候補にあがっているんです。

で、まあ、アベルもサタナスも
次に入る男が大丈夫か(BL的意味ねw)って心配があるわけで(*≧m≦*)ププッ

お互いに嫉妬というか不安というか微妙な心理なのですよ。
いえ、二人ともお互いの愛情は信じてますが、
新たに男が入るとなると…やっぱり、ねぇ…。

そんな二人のそれぞれの心情を読んでて
知らず口元が緩んじゃってました。
なんにしてもラブラブなのは変わりないのでいいんですけどね( *´艸`)ムプ

★迷惑な人たち
『シナプスの柩』の樋口と水斗、
『あなたは僕を愛していない』の海堂、
『地下室のワルツ』の夏生が出てます。

時系列としてはマリオンの最後の夏の頃。
海堂の招待でみんなでスイス・レマン湖のスパに来てるんです。

そのスパの更衣室で事件が起きる!?
発端は夏生なんです。
彼の服がマリオンにクシャクシャにされちゃったとかで、
服を買いに行く為にそこにあった他の人の服を勝手に借りちゃうんですよ。

スパからあがったら自分の服がなかったら困りますよねー。
裸で部屋まで帰るのかって話で(笑)

展開に吹き出しちゃいました(●´艸`)フ゛ハッ
オチはもちろんあの人…(なんか弄られキャラだもんね)

★カルナヴァレ夜話
『うたかたの愛は、海の彼方へ』後日談。
過去ペーパーのSSに加筆修正。

再会した謝肉祭の夜のお話です。
久しぶりに二人に会えて嬉しかった~♪

二人の過去はとても重く辛いことが多く、
自分の気持ちを把握できなかったけれど、
それを乗り越えた今は、
昔からずっとお互いを想っていた事に気づいている。

二人の強い絆が感じられる素敵なお話でした。

ペーパー
★迷惑な人たちII
同人誌の話はコメディでしたが、こちらはシリアスで。

*海堂一臣の災難
同人誌の話の続きになってます。
こっちにはミハイルも出てますよー(*´∀`)
ナギ、ミハイル大好きですwww
こういうひねくれた攻めってツボなのよねー。

このお話でもちょっと拗ねちゃってたり( *´艸`)ムプ
でもそれは海堂だから理解が出来るミハイルの姿なんですよねー。

*水斗の幸福
かつて水斗の中にいた『あの子』。
『あの子』と『あの人』、そのどちらもを深く愛してくれた樋口。

樋口の愛に包まれて『あの子』と自分を重ねていく、
水斗の心の安寧にホッとできるお話でした。

*オスカーの夢
マリオンへのオスカーの想い。
短いお話ですが、ホロリときちゃいました。

『あなたは僕を~』でも『地下室の~』でも、
オスカーのマリオンへの想いが伝わってきて、
でも、あの結末なのでとても切なくて、
オスカーのことはずっと気になってるんです。

だからどうしても涙腺が刺激されてしまう。

このお話の中に出てくる『マリオンからのラブレター』が
次の同人誌のテーマになるそうです。
これまた涙なくしては読めないような予感…。
でもすごく読みたいーーーーー!
えれなさん!楽しみに待ってます!ヾ(=^▽^=)ノ

≪華籐えれな作品INDEXへ

↓クリックよろしくお願いします♪壁||ョ*´ェ`) 
にほんブログ村 小説ブログ BL小説読書感想へ  にほんブログ村


神に弄ばれた恋 ~Andalucia~ (ルナノベルズ)/ムービック
¥900
Amazon.co.jp

シナプスの柩(上) (リンクスロマンス)/幻冬舎コミックス
¥898
Amazon.co.jp

シナプスの柩(下) (リンクスロマンス)/幻冬舎コミックス
¥898
Amazon.co.jp

あなたは僕を愛していない (ルナノベルズ)/ムービック
¥900
Amazon.co.jp

地下室のワルツ ─蜜と罰─ (ルナノベルズ)/ムービック
¥900
Amazon.co.jp

うたかたの愛は、海の彼方へ (ガッシュ文庫)/海王社
¥650
Amazon.co.jp