岡田屋さんの非BL作品『ひらひら』。
発売当時から読みたかったのだけど、
BL新刊買うのに手一杯で買えないままずるずると…(笑)

で、最近、ビレバンをブラブラ覗いてたら発見!
速攻買いましたよー!

やっぱ岡田屋さんの時代物、さすがのクオリティですね。
すごく良かった!
お気に入りの1冊となりました!

実は雲はるさんの『昭和元禄落語心中』も読みたいんですよ。
これも非BLってことで後回しになってるんです(^^ゞ

ひらひら 国芳一門浮世譚 著者:岡田屋鉄蔵

太田出版 非BL作品 2011年12月
★★★★★
ひらひら 国芳一門浮世譚/太田出版
¥780
Amazon.co.jp


◆あらすじ(ぽこぽこ)
『千』の岡田屋鉄蔵が描く江戸娯楽時代劇! 武家出身の伝八郎は、ひょんなことから浮世絵師歌川国芳の弟子となる。国芳一門の絵師として、伝八郎が成長していく様を描く。◆


岡田屋さんの描く粋な男衆に昂ぶった!
仇討ちによって人生を歪められた伝八を
メインに据えたストーリーを展開させながら、
伝八を通して描かれているのは
浮世絵師・歌川国芳の男気と人情と一門の温かさ。

面白くて引き込まれた。

師匠・国芳がとにかくカッコよくて惚れる。
極上のオヤジ!

兄弟子たちもイイ!
孝太郎の流し目の色っぽいこと!
絵柄的に藤太郎と区別がつき難いけど喋ればわかるw

伝八と絡みのある花魁・玉葉の女っぷりも良かった。

カバー下の佐吉のモンモン(と尻)にうっとり~。
佐吉もいいなぁ♪

できれば続編も描いて欲しい。

以上が読メに登録した感想。
以下は非BL作品なので読メにあげるのは憚られる内容も含めて
ブログ用に加筆した感想です。

国芳をはじめとしていい男がワンサカ!
なので私の脳みそは腐アンテナが反応しまくりwww

オネエ攻めっぽく藤太郎(芳藤)×伝八とか、
クール美形受で伝八×孝太郎(芳雪)とか、
主役押しのけて藤太郎×孝太郎もいいなぁとかwww
なんといっても萌え一番は佐吉×国芳だったり( *´艸`)ムプ

そして女キャラ・玉葉。
伝八との絡みでは裸体もしっかりあります。
伝八が玉葉のチチ揉んでるカットも。
普段の私なら見たくないと思ってしまうのに
まったく大丈夫でした。

それは玉葉のキャラクター性によるもの。
いい女だなぁと思わせてくれるから。

終盤、伝八を迎えた一門の見開きカットや、
一門が歩いているラストシーンがすごく好き!

ラストシーンと見開きになってるページにある
『ひらひら 完』のデカ文字もかっこいいのです。

巻末の設定資料集も嬉しい!

そしてカバー装丁が素敵!
帯の人物紹介もイイ!

とにかく大満足の1冊でした(∩´∀`)∩ 

ところで、ナギは浮世絵師・歌川国芳をまったく知らないですが、
没後150年ということで歌川国芳展が開催されてたんですね。

名古屋では開催されてないですが、もし開催されてたとしたら、
今頃この本を読んだ私は
「もっと早くに読んでたら国芳展行ってたのにー」と地団太踏んだに違いない(笑)

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