華籐えれなさんの12月新刊、初ビープリ作品です。
ナギが読んだのも12月。
読メにはすぐ感想登録したものの、
こっちのレビュは書かないままとなってましたwww

えれなさんが甘めな王道です。
でも、剃毛あり( *´艸`)ムプ

憂える貴族の初恋 著者:華籐えれな イラスト:北沢きょう
B-PRINCE文庫 BL小説 2011年12月
★★★
憂える貴族の初恋 (B‐PRINCE文庫)/華藤えれな
¥672
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
修道院で暮らす天涯孤独のルイは、突如、何者かに襲われていたところを金髪に琥珀色の瞳を持つ男に助けられる。 彼はモンフォール伯爵家の執事・ロジェと名乗り「お迎えに上がりました」とルイの足元に跪き恭しく手の甲にキスをしてきた。 自分の出生の秘密を知り伯爵家へ向かったルイは、そこで貴族としての教育をロジェから受ける。 幼い頃から誰からも必要とされなかったルイは、家の為とはいえ自分を求める彼に心が傾いて? ◆

いつドロドロしてくるかと思って読んでたら…
結構甘くて「あれ?」ってなったりw
あとがき読んだら、王道純愛物語を目指したということでした。

おどろおどろしくしたり、えぐくてのりのりのHだったり、
ヤンデレ攻めだったり、
といつものえれなさんになってしまいそうなのを
軌道修正しつつの執筆だったそうです。
那義的にはそっちでも全然おけーだったんだけど(笑)

孤独でありながらそれに気づかないというルイの設定がシビア。

知らなければ気づかなかったのに、
知ることによって見えてくる現実が厳しいのです。

でも、それを上回るのが、自分を必要とされる喜び。
無の状態だったルイに居場所を与えてくれたくれたのが執事・ロジェ。

本心を見せないロジェだけど、
執事のつとめと称して仕掛けるHでは、
無表情の仮面に隠されたS成分が滲み出ててニヨニヨしてしまいましたw

ロジェ視点のお話は、ルイへの愛がダダモレで♪

えれなさん風味の甘いお話もたまにはいいかも。
でも、もっとロジェのヘンタイ的執着が読みたかったというのが、
ナギの本心です~( *´艸`)ムプ
元々、王道はそれほどツボじゃないナギなのでしょうがないwww

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