前から気になってたんですが、2巻が出たので一緒に買いました♪
明治カナ子さんの魔法使いファンタジー。

女王から下された恋愛ご法度を守る魔法使いなので、
BL的なものはほとんどありません。今のところ(笑)
最後にちょろっとそんな場面もありますが。

明治さんの絵柄が描き出す
素朴で暖かくて、何処かしら仄暗さのある世界観が素敵な物語です。

坂の上の魔法使い 著者:明治カナ子
ミリオンコミックス BLコミック 2010年1月
★★★★
坂の上の魔法使い (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 72)/明治 カナ子
¥680
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◆あらすじ(裏表紙)
魔法使いが多く住む町・ゲルの外れの荒れ山に、魔法使いのリーと弟子のラベルは住んでいる。 町が苦手でちょっぴり変わり者のリーとの暮らしは決して裕福ではないが、学校に魔法にと勉強に励むラベルは充実した毎日を送っていた。 そんなラベルの成長を、ときに厳しく、ときに温かく見守るリーだったが…!? ◆

魔法使いの弟子・ラベルと、その師匠であり養父でもある魔法使いのリーの話。

ちょっと抜けてて純真なアホっ子・ラベルが可愛いんです。
偏屈だけど温かさのあるリーもいい味で。
ラベルの使役もなんだか可愛いしw

ラベルとリーの繋がりは、
時折ある過去エピによって少しずつわかってはきますが、
ラベル自身はまだ何も知らない。

話が進むごとに増えていく謎と、
ヒントのように散りばめられるエピソードによって
物語にどんどん引き込まれていきます。

ラベルの父である亡きセロハン王とリーとの関係は、
何か切ないエピソードがありそうなんですよね。
恋愛ご法度というのも関わっているのかと思える。

そして、行方不明となっているリーの使役。
これもセロハン王に関連して姿を消したのではないかと推測。
謎の美人が出てくるので、もしや?と思ってもみたり。

シリアスに展開する話にしんみりしていると、
笑えるツボがあったり、
突然、オチをかまされて笑かされたりもして楽しいんですヾ(@^▽^@)ノわはは

リーがラベルをンコといっしょに産んだとか。
ラベルがデカイいもむしを食べてるとか。
美形魔法使いの本当の姿がブサイクな魚だとか。
リーの食事は霞ですが、いろんな食い方してるとか。

そこかしこに小ネタがあったりもします(笑)

表紙絵も口絵もすごく好き!
那義、このお話がすっかりお気に入りになってしまいました!
続けて2回読んじゃいましたよ。

カバー下にもクスッと笑える話がありますよー!

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