やっと『ぶたごりら』読みましたー♪
樹生さんの同人誌に番外編があって、ずっと気になってたんです。

いやぁすっごく面白かった!
面白いだけでなく、心がほっこりしてきます!
このお話大好きー!

受けがデブなのは木原音瀬さんの『Don't Worry Mama』がありますが、
味付けも調理法も違います。

受けが『ぶたごりら』…ブタにゴリラですよ(笑)
もし痩せたとしても、
ブタゴリラ-ブタ=ゴリラですよ(爆)

ちなみに表紙絵はイケメンが2人ですねー。
うんうん。イケメンが2人。。。( *´艸`)ムプ

ありのままの君が好き 著者:樹生かなめ イラスト:雪舟薫
SHYノベルス BL小説 2005年4月
★★★★
ありのままの君が好き (SHYノベルス)/樹生 かなめ
¥903
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
「俺のぶーになれよ、幸せにしてやるから」 人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏はゴリラの巨体に乙女の心を持ち、父親が死んだら自分も死ぬと断言するファザコンの成人男子である。 外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる… そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める若手弁護士・英 駿二が同居することになるのだが。 好き、好き、好き、好きになる? 誰が誰を好きになる? 人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生!! ◆

煽りでも誇大表現でもない真性ぶたごりら・寿杏は
すごく卑屈な部分もあるけど、
そうなるに至る周りの冷たく厳しい仕打が、
容赦なく書かれていて納得。

でも、寿杏の本質はピュアでまっすぐで素直で。

萌え要素は皆無なのに、
読んでると寿杏がすごく可愛く思えてくる樹生マジック、さすがです。

攻め・英と父の愛も良かった。

寿杏が英に再会した時、
彼はけっして白馬の王子ではなかったんです。
高校時代の英は寿杏をからかう側の人間だったから。

でもそれは、寿杏の本質を知らなかったゆえなので、
同居を始めると寿杏の可愛さにメロメロになってゆく~(o´ω`o)ぅふふ

寿杏は自己卑下が激しく、人に気を遣い過ぎるので
言葉がほとんど出ないのです。
だから、普通の会話も口説くのも英の独壇場。
それがまた楽しい♪

父も寿杏にストレートにポンポン言ってますが、実は溺愛www
大丈夫かってくらい甘やかしてます。
リアルを考えると首をひねりたくなりますが、
いいんです、これはファンタジーの世界ですから(笑)

そして、英も父も、「寿杏は寿杏のままで可愛い」んですよ~。
父の言う、寿杏のことを指す「うちのぶー」って言葉がすごくあったかい。
愛情がいっぱい詰まってるんです。

だから、英の口説き文句にも「俺のぶーになれよ」があるんです~。

「ありのままの君が好き」ってすごく素敵ですよね!

痩せようとダイエットを始めた寿杏がピリピリし始めると、
英と父が必死でやめさせようとします。
寿杏の笑顔が見れなくて辛いから。
ブタでもゴリラでもぶーは可愛いと言う二人が温かいです。

寿杏の挿絵はないと思っていましたら、読メの感想で情報を知りました。
なんとカバー下にあります!
寿杏、やっぱすげぇ(o ̄ー ̄o) ムフフ

あ、ちなみにHもちゃんとありますよ( *´艸`)

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