ねこ田米蔵さんの『神様の腕の中』、
3巻と4巻まとめてレビュです。

3巻はビブロスで刊行されてたものに描き下ろし追加で新装版。

両家の子息ばかりが集うカトリックの寄宿学校を
舞台に繰り広げられるいろんなカプのお話です。

ショタっぽいキャラも結構いますが、
どのお話も切なさがあって楽しめます。

神様の腕の中3 著者:ねこ田米蔵
BBC BLコミック 2007年8月
★★★★
神様の腕の中 3 (ビーボーイコミックス)/ねこ田 米蔵
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◆あらすじ(裏表紙)
気になっていた教師・キースに、ダンスのレッスンを頼まれたレイン。 有頂天な彼は「1回のレッスンにつき、キス1回の報酬で引き受ける」と条件を出す。 しかしレッスンを続けるほど、恋は苦しくなってきて…!? 厳しい規律をものともせず、奔放に青春を楽しむ少年達。 オマケつき新装版! ◆

カプ:レインとキース、アーネスト×ジョゼ、ラッシュ×ノア

どのお話も面白かったけどキースが好みなので、
レインとキースカプが一番のお気に入りということで(笑)
でも、策士・アーネストも捨てがたいし、
シベリアンハスキーの瞳・ラッシュも可愛いし♪
この学校って、先生はみんな生徒に喰われちゃうの?(笑)
ところで、レインの話に出てくるエレノアってあのアーネストの妹と同一人物?

描き下ろし、6年生で半ズボン、いいと思います!www

神様の腕の中4 著者:ねこ田米蔵
BBC BLコミック 2008年7月
★★★★
神様の腕の中 4 (ビーボーイコミックス)/ねこ田 米蔵
¥630
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◆あらすじ(裏表紙)
「おまえ誰に口きいてるんだ」 でも生意気な口調は彼の一面にすぎない。 だって寮に帰ればサーシャは綾人の下僕なのだ。 家柄を鼻にかけ、なにかと綾人に突っかかる高慢ちきなサーシャ。 そんなサーシャの体面を保つ為の援助を申し出る綾人。 カラダ目当て? それとも――。 部屋の中と外で逆転するスリリングな恋! 描き下ろしつきハート ◆
 
カプ:綾人×サーシャ
この巻は1冊まるごと1カプのお話。

親の事業の敵対関係が息子たちに大きく影響し、
上下関係が逆転してしまうという過酷な背景がありました。
メンタルもフィジカルも痛みを伴う描写で読み応え十分。
やっと二人の心が繋がりそうなところで終わっているので、
もう少し先まで読みたかった。
でも、描き下ろしでちゃんと上手くいっているのがわかってホッとしました。

私は脇役が気になる傾向があるので、
この話では従者のコールがお気に入り。
彼はいったい何歳なのかも気になる(笑)

1巻から4巻全部にちょこちょこ出てくるシュトラウスもお気に入り!
彼にも是非恋人を~~~!

このあとは同人誌「満ちる部屋」を読んでいこうかな♪

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神様の腕の中 1 (ビーボーイコミックス)/ねこ田 米蔵
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神様の腕の中 2 (ビーボーイコミックス)/ねこ田 米蔵
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