高階さんの絵に惹かれて購入しました。

読メでは面白かったという評価がほとんどの人気作品。
でも、うーん。
那義には合わなかったというのが一番の感想。(またしてもマイノリティだよ)
なのでかなり辛口です。
お嫌な方はスルーしてください。

愚か者の最後の恋人 著者:樋口美沙緒 イラスト:高階佑
花丸文庫BLACK BL小説 2009年1月
★★
愚か者の最後の恋人 (白泉社花丸文庫BLACK)/樋口 美沙緒
¥690
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
たった一人の肉親に捨てられ傷ついたみなしごのキユナは、愛なんかいらないと固く心に誓って生きてきた。しかしある日、ひょんなことから惚れ薬を飲まされ、犬猿の仲の雇い主で、貴族のフレイを好きになってしまう。誰にでも愛を囁く節操なしのフレイのことが大嫌いだったはずなのに、彼にあまく見つめられるだけで、瞳は潤み、胸が痛いほど高鳴ってしまうキユナ。そんな初めての恋の感情に耐えられなくなったキユナは、解薬を手に入れるために、フレイから持ちかけられた、とある危険な賭けにのることにしたのだが……!? ◆

カタカナ名が苦手という那義の弱点を除いても、
冒頭から既に読むのが苦痛でかなり斜め読みでした。
なんというか、舞台の描写にすら入り込めなかった。

惚れ薬というトンデモ設定は楽しいです。
物語のあらすじも、一体何が起こってるのか、
真相は何なのかと面白いんだと思います。

でも、攻めと受けの心情描写の仕方が那義の好みではないというか。

攻めが苛めっ子気質というのはありだけど
いくら売り言葉に買い言葉とはいえ、
あの攻めの態度やセリフの数々は酷いだろうと引っかかり、
受けをぐるぐるさせるためという作者の思惑が
透けて見えてしまって萎えたのが一番の原因かな。

受けの感情の揺れも小刻みに両極端に揺れすぎて共感できなかった。

個人的に合わなかったという結論でのレビュなので、辛口ですみません。


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