本仁戻さん、初読み。

初出が1995年という古い作品の新装版。
やはりかなり時代を感じます。
今のBLだったらこゆ展開はないんでしょうね~。

恋が僕等を許す範囲1 著者:本仁戻
SUPER BBC BLコミック 2009年6月
★★★

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◆あらすじ(裏表紙)
異性の恋人(しかも極上品)と、同性のあいつ(しかも超ワガママ)。でも、心とカラダのベクトルは同性のあいつに傾きがちで…。互いに熱く求め合う山咲と藤尾が、死ぬ気で模索する恋のルールとは…? 男同士の恋が愛に変わる瞬間を鮮烈なタッチで描き出した傑作。新装版で登場。 ◆


那義は女が地雷。
特に女特有のドロドロした感情がダメ。
そんな私がこの本を読むこと自体が
無謀なのかもだけど読んじゃいましたw

山咲の恋人・麗子。
藤尾の恋人・美紅。
麗子はいいのですが、美紅が完璧地雷でした。

元々、腐友から「那義にはこの作品は無理かも?」
と言われていて、それをわかって読んでるので、
地雷は地雷ですが、とりあえずそれに関しては置いておきます(笑)

それぞれに女の恋人がいる男同士が
親友という線を越えて恋に堕ちるのに
女の恋人はキープしたままというのが理解できなかったり。

そういった状態の理由付けとして、
愛と恋の違いというものがくるわけですが。
そもそも愛と恋を全くの別物として語ろうとしていることに
納得が出来ませんでした。
異性間は愛で、同性間は恋だという定義もね。

一般的には親子愛とか兄弟愛、師弟愛など
愛情の中には恋情というものが存在しないものがたくさんありますが、
恋情には愛情が切り離せないものですよね。
それをなんで対象の性別で分けて語って
しかもそれに優劣をつけるの?って思ってしまいました。

でも、だからこそなおさら、結末が気になってしょうがない!
2巻は持ってないのですが、どうしよう(笑)

初出の時代が時代だけに、
結末も私にとっては地雷になりそうなのですよね~。
現代BLではNGな結末だったらどうしよう…(ll'∀')ァハハ-

というのも、古い時代の作品である水城せとなさんの『同棲愛』で
かなり苦い経験をしてる那義なので、
(レビュでは抑えてたけど、読了直後は本を放り投げそうだった)
迷うところなのであります。


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