奈良千春さんの表紙絵に惹かれて買いました。
谷崎泉さん初読みです。

この本、「上」となってるので、
下巻が出てから2冊揃えて買った方がいいかもとは思ったのですが、
谷崎さん初読みなので、まずは上巻を読んで、
面白かったら下巻も買おうってことで、購入しました。

結果、下巻も買います!
サスペンスタッチな展開で面白いのです!

中盤までは登場人物たちの過去話で、
終盤は舞台を警察に変え、
事件の真相と、登場人物たちの関係の行方を追う
という展開になっていきます。

ちなみに攻めは2人に受けは1人ですが、
時期がズレてるので、トライアングルとかさんぴーではないです。

ただし、「今のところ」という状態なので、下巻ではわからないですが(笑)

リセット 上 著者:谷崎泉 イラスト:奈良千春
シャレード文庫 BL小説 2011年5月
★★★★

リセット <上> (二見書房 シャレード文庫)/谷崎 泉
¥690
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
一九八九年、とあるマンションの一室で起きた放火殺人。当時十三歳だった橘田と高平は事件に巻き込まれて以来、互いしか知りえぬ思いを共有する。しかし橘田の心の空隙は次第に二人の関係を歪ませ始めていた――。大学進学後、高平との関係を断ち切り、一人事件の悪夢にうなされ続ける橘田の前に現れたのは、義弟の倉橋だった。倉橋もまた橘田の苦しみを知り、心を砕くようになるのだが…。時を経て起きた新たな事件が、それぞれの道を歩んでいたはずの三人の男たちを呼び寄せる。そこに待つのは悲劇か、過去との決別か。 ◆


奈良さんの表紙絵がすっごくカッコイイ!
すっごく手の込んだイラストですよね。
また装丁もタイトルのロゴもカッコいいんですよね!
きっとイラストの雰囲気を生かしてデザインされてるんだろうな。

口絵も雰囲気が素晴らしい!
窓の外の月食みたいな月が神秘的なんですよ。
とても難しそうな構図ですが、さすが奈良さんだと唸ってしまいます。

読メに登録する感想、どうまとめたものかと、うんうん苦しみましたwww
だから、またここでそれを考えるのは苦行なので
読メ感想をコピペします(言い訳っぽいけど許してね)

以下、【 】内読メ感想

【主人公・橘田とその友人の高平、橘田の義弟・倉橋の過去が
時系列を追って描かれていく過程で
彼らの背景や関係性が明らかになっていきますが、
事故と事件によるPTSDで橘田が心を閉ざしているため、
積み重ねられるエピソードから
その心理を読み取るという運びでなかなか読み応えがありました。

終盤、舞台と時間を移しての新たな展開が
過去の未解決の事件とどう繋がっていくのか、
彼らにどんな作用を及ぼしていくのか、
結末はこの巻のプロローグ部分に行き着くのでしょうけど
そうなるまでの物語が楽しみなのですよね。
期待が脹らみます!】

(あぁ、何が言いたいんだかよくわからん感想で…。
苦労のあとがしのばれるでしょ?(*≧m≦*)ププッ)


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