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合計は1か月分。

読んだ冊数は少ないけど面白いのが多かったので
ベスト5を決めるのに迷いそうだ!
3月のベスト5は後日上げます。

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3月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:4246ページ

ダーティ・ダンス (ビーボーイノベルズ) ダーティ・ダンス (ビーボーイノベルズ)
英田さんのヤクザモノですがBBNなのでハードさはないだろうなと思ってたら、やはりいい意味でも悪い意味でもぬるかった。頑固で不器用な攻めですが、本心は別にあるのだろうという予測がつくので痛さはなく、受の感情もわかりやすいのでサクサク読めました。鼎の背景やそこから生じる葛藤や苦悩が掘り下げられていないのが少々残念。できれば上下巻にしてじっくり書いて欲しかった。結末はハピエンだと私は思ってます。だって、ラブが漏れてるものw本編よりあとがきの方が面白いと思ったのは内緒です(笑)ペーパーはその後の二人で甘やか~♪
読了日:03月30日 著者:英田サキ
うちの王子いりませんか(キャラコミックス) うちの王子いりませんか(キャラコミックス)
「純真無垢」という言葉がピッタリの悠がとっても可愛かった!一種の天然ではあるけれど、それは生まれの良い箱入り坊ちゃんで世間の穢れを知らないから(まさに王子www)。賢く、正義感もあり、言うべき時には真っ直ぐ言える強さも持ちながらも、ほんほわした柔らかさが溢れてるのが魅力なんですよね~。硬派なイケメン亮平が、悠の可愛さにペースを乱してしまってるのも微笑ましいです。女子キャラ・優も良かった!何気に悠の両親が面白そうwwwピュアな二人のスローな恋に癒されるので続きが読みたいです~。
読了日:03月29日 著者:木下 けい子
隣りの (MARBLE COMICS) 隣りの (MARBLE COMICS)
「鮫島くんと笹原くん」を読んだので再読。このコミックスに収録されてる「コンビニ店長と落ちる男」の店長が「鮫島くん~」の店長と同一人物なのでしょうか?髪型同じですよね?1話、あるいは2話完結の短編集ですが、どれもしっかり読ませてくれるお話ばかりで満足!ゲイとノンケってカプ成立に性癖という壁があるので心情描写が大切だと思うのですが、腰乃さんの作品はそのあたりも納得できる展開だから大好きなのです。そういえば、腰乃作品を読むきっかけになったのはブロ友の「毛の描写がすごい!」というレビュだったのを思い出しましたw
読了日:03月28日 著者:腰乃
幸せになってみませんか? (MARBLE COMICS) 幸せになってみませんか? (MARBLE COMICS)
「鮫島くんと笹原くん」にコンビニ君(大滝)が出てたので再読。大滝、高原にいじられまくりでしたね。可愛い~!表題作、オネエ系攻めが好物なので楽しみました。思いっきり流されてる黒岩ですが、不器用さも融通の利かなさもひっくるめて受け止めてくれる二子川だったからこそなんでしょうね。この次は「隣の」再読しようかな♪
読了日:03月28日 著者:腰乃
鮫島くんと笹原くん (MARBLE COMICS) 鮫島くんと笹原くん (MARBLE COMICS)
ああもう楽しすぎる!読んでる間じゅうニヨニヨニヨニヨしちゃって、私も軽くヘンタイ入ってたようなwwwノンケの大学生二人の手探りラブが臨場感に溢れてました。ヘタレ鮫島がテンぱると饒舌になるとか、せっかく自分が立てたフラグへし折ってばかりとか可愛い~♪そんな鮫島に振り回されてるようなのにキレると強引な笹原もまた可愛いし♪人に聞かれちゃまずそうな会話をところ構わずガンガンしちゃってるのも笑えます。鮫やら脇キャラやらの小ネタもイイ!大滝はコンビニ君だったんですね。カバー下読むまで気づきませんでした~
読了日:03月28日 著者:腰乃
何でやねん!(2) (ディアプラス文庫) 何でやねん!(2) (ディアプラス文庫)
腐友に借りた本だけど自分でも買おうと思う。それくらい良いお話だった。爆弾を抱える自分が土屋の負担になるのを避けるため一人で耐え、自責と自戒で自分自身を追い詰めてしまう仁があまりに痛々しい。支え合い補い合うことで築いてきた二人の関係性が揺らいでいる状況が悲しかった。この状況を打開していく一番の立役者は優勝。恋愛だけでなく友情という温かい要素もすごく良かった。そして「好きや」という言葉がたくさん出てくる終盤の展開が感動的でした。何度も涙がホロリ。仁も土屋も優勝も大好き!キャラもお話も大満足な作品です~
読了日:03月27日 著者:久我 有加
非合法純愛 3 (キャラコミックス) 非合法純愛 3 (キャラコミックス)
まさに「やっと」といった感の二人でした(笑)ニブチン&不器用な雨宮というのが一番の原因でしょうが、蒲生は蒲生でフラフラしっぱなしでしたからね。それも過去の恋の結末が故だから10年経っても消化しきれてなかったんだろうことはわかりますが、それに振り回されちゃった滝本が少々憐れかも。いい人見つけて欲しいなぁ!安西と北原は展開が早急かなとも思いますが、脇なので仕方がないですね。雨宮みたいな攻は今後デレ甘になりそうなので、何かの機会にその後の二人を読みたい。キャラBDフェアとかキャラコレとかでもいいからv
読了日:03月26日 著者:不破 慎理
何でやねん! 1 (ディアプラス文庫) 何でやねん! 1 (ディアプラス文庫)
高校生モノには萌えない私ですが、これはときめいた♪小さな頃から漫才師を目指す来のヘタレだけど大きく温かな想いが、苛めのトラウマから笑いを恐れる仁の心を解していく。その過程が丁寧に描写され、そこに恋心も上手く盛り込まれているので仁の感情の動きもすんなり納得できました。受が男前のツッコミで攻がヘタレ大型ワンコボケなのもいいですね!元気をなくしている日本という現状で、「笑い」が元気の源になるというこの作品を今、読んだことは私にとってタイムリーで感動を覚えました。山田ユギさんの絵もこの作品にぴったりでイイ!
読了日:03月26日 著者:久我 有加
MOONY 桜花寮トリロジ- (ジュネコミックス) MOONY 桜花寮トリロジ- (ジュネコミックス)
大学の男子学生寮が舞台ですが、小汚さがよかったです。若い♂の匂いがムンムンしてそうで(笑)4カプ出てくるのでそれぞれのお話は短いですが、別カプのキャラ同士が顔見知りだったり、あるキャラの過去編があったり、宮本さんらしくホラーっぽい話もあったりといろいろ楽しめました。お気に入りキャラはスワ。彼の過去編は相手の望の背景がわからずじまいだったのでもっとじっくり読みたかったです。スワとマモルもきちんとカプ成立までには至ってないので気になるし…。続編とかスピンオフとかあるのかしら?あるなら読みたいな~
読了日:03月25日 著者:宮本 佳野
青春♂ソバット 4 (IKKI COMIX) 青春♂ソバット 4 (IKKI COMIX)
[ネタバレ気味]連続投稿ですみません。地雷にイラっとしながら読了した勢いで感想登録。でも、すっきりしなくて気になったので再読。真夜中に(笑)地雷は地雷のままだし、納得しない部分もそのままだけど、でも、これが二人の在り方なんだと思えた。高校時代と変わらず、二人して「友情」という建前を掲げながら続けていくのかなと。何故そこに拘るかは理解できないけど、それが友達、恋人、家族、全部ひっくるめた、有田と白洲だけの愛情なんだと理解します。この先もずっと、じーさんになっても、なんだかんだ言いつつ続いてるといいなぁv
読了日:03月25日 著者:黒娜 さかき
青春♂ソバット 4 (IKKI COMIX) 青春♂ソバット 4 (IKKI COMIX)
意外にもBLッぽいエンドで驚いた。でもあくまでも「ぽい」であってBLではないと思う。せめて「俺の白洲は唯一無二」の本編で終わらせてほしかった。20年後の番外編のオチに少々がっくり。心が繋がっているのはわかるけど恋愛成分はあまり感じられないような…。女に関するアレコレが地雷なのでダメなのかも。温泉エピで萎えて以降テンション上がらずでしたし。青年誌BLだからと考えればそれまでなので、個人的に合わなかったと結びます。でも、随所にある二人のやりとりやモノローグは素敵なものがいっぱいでした。辛口でごめんなさい。
読了日:03月25日 著者:黒娜 さかき
青春♂ソバット 3 (IKKI COMIX) 青春♂ソバット 3 (IKKI COMIX)
白洲本人の知らない白洲の秘密を知ってしまった有田がどうするかと思ってたら、なんだか唐突で…。友情のバランスが微妙に振れてますが、今のところ友情の延長線上といった印象。オクと銭湯のエピの意図がイマイチわからず。そして、ネコの白洲が未経験だったことに驚き、どうしてそこで百瀬なのかということにも疑問を覚えました。じっくり描かれているようでいて、実は深く心情描写はされていないもどかしさを感じる3巻でした。気になるところで続いてますが、お話をどうまとめるのかも気になります。青年誌掲載なのでBL的ではないのかな?
読了日:03月24日 著者:黒娜 さかき
青春ソバット 2 (2) (IKKI COMICS) 青春ソバット 2 (2) (IKKI COMICS)
タイミングの悪さが重なり有田と白洲がギクシャクしてしまう前半は雑然とし過ぎな感もあり読みにくく寝落ちしてしまったけど、その流れの結果表面化してきた白洲の複雑な家庭環境とそこからくる内面の描写となる後半は俄然面白くなった。セクシャル・マイノリティに悩む少年たちというのは現実にも確かにいて、性癖の否定=自己の存在の否定と傷つくセンシティブさにリアリティを感じる。ノンケの有田にとっては受け止めきれてない現状をどうするのかが、達郎の存在と白洲の感情と共にとても気になる。個人的には美穂子先輩はいらん!(笑)
読了日:03月24日 著者:黒娜 さかき
青春ソバット 1 (IKKI COMICS) 青春ソバット 1 (IKKI COMICS)
黒娜さん初読み。腐友のオススメで青年誌掲載作と知り興味を持ったので購入。女子高から共学になった初年度で女にモテモテのはずが何故かホモ疑惑…というノンケ男子高校生として残念な導入部分が面白くて引き込まれました。キャラたちは友情を主張し、お話もそれが前面に出てますが今後どう展開していくのか期待が高まります。二人の関係性に甘さはなく描写もドライでさっぱりとしていますが、青年誌ゆえなのか黒娜さんの作風なのか、初読みの私には判断がつきません。そういった部分だけでなく絵も台詞回しも好みなので楽しめました。
読了日:03月24日 著者:黒娜 さかき
誰よりも君を愛す TOKYOジャンク (幻冬舎ルチル文庫) 誰よりも君を愛す TOKYOジャンク (幻冬舎ルチル文庫)
前作がサスペンスタッチの展開だったのでそれを期待してたらかなりの脱力。金持ちお嬢と冴えない男の駆け落ち騒動だとか、柾の姫コスプレだとか…(笑)そして、私はメインカプが好みではない。貴之はわりと好き系ですが、彼の柾へのかまい方が好きじゃなかったり。そして柾。よほどじゃないと高校生に萌えられないという個人的事情があるから仕方がない。でも、草薙は好きです。ただ、この巻での彼の行動が理解できないですが、彼と津田のお話は続いてるんで現段階は様子見するしかない。似非サスペンスに戻るそうなので次も買おうかな。
読了日:03月23日 著者:ひちわ ゆか
COLD SLEEP (ビーボーイコミックス) COLD SLEEP (ビーボーイコミックス)
原作既読、CD既聴です。上手くまとめられているので、物足りなさも感じさせず自然にストーリーを理解できました。かなり良い出来!麻生ミツ晃さんの表情描写と、セリフもモノローグもないコマ展開による表現という手法が大好きなのですが、この作品でも存分に生かされていました。そして素敵だったのが演出効果。特に病室で透が告白するシーン、ベッドに落ちる窓枠と窓の向こうに降る雪片の影がまるで映像を見ているような印象を受けました。様々なアングルで描かれている緻密な背景も物語に余韻を感じさせます。木原さんのSSもとても嬉しい!
読了日:03月22日 著者:麻生 ミツ晃,木原 音瀬
キスアリキ。 1 (スーパービーボーイコミックス) キスアリキ。 1 (スーパービーボーイコミックス)
新田さんのヤクザモノ。1話目のエピが少々簡潔過ぎて六実の心情変化が早急かなとは感じましたが、理由は理解できました。ヤクザという「男の価値」が重要視される世界ではハンデでしかない己の女性的な容姿にコンプレックスを持つ透と、そんな透の外見と相反する芯の通った男気に惚れ、裏の道に進むことを決める六実。切った張ったの世界なだけに二人の悋気を賭けた恋が見れそうで続きが楽しみ!パパカプの過去も良かったですが、今の絡みも読みたいです。すごく濃ゆいだろうなぁと思うとヨダレが出そう…というのはオヤジ萌えな独り言。
読了日:03月22日 著者:新田 祐克
あやしの君の恋模様 (ビーボーイコミックス) あやしの君の恋模様 (ビーボーイコミックス)
表題作も同時収録作もどれも楽しかった!「あやしの~」のパパカプは吽可がカカア殿下で阿宇良がすっかり尻に敷かれてるのがイイ!二人の息子のシュロのお話を読むのが凄く楽しみだったのですが、狼・ロウランとの恋模様にとても満足でした!パパカプの子作りと子育ての話もあり、子シュロがすごく可愛いです。描き下ろしの第2子ネタも笑えるwww栄養ドリンクの精と紅茶の精という人外モノの同時収録2作も面白かったです!琥狗さんの裸体描写、筋肉が美しくて男らしくて大好きなので、この本でもじっくり楽しみました♪
読了日:03月21日 著者:琥狗 ハヤテ
昼下がりのスナイパー 危険な遊戯 (幻冬舎ルチル文庫) 昼下がりのスナイパー 危険な遊戯 (幻冬舎ルチル文庫)
華門が脱ぎます!いつも着衣Hだった華門がこの巻では脱いでるんです。それは大牙と華門が少しずつ進展しているという表れでもあり…。終盤のHシーンが好きです。恋人同士のような触れ合いがあり、なんだかいいなぁ~と思いながら読んでいたら、大牙自身も「なんかこういうのは、いいなあ」と夢見心地な感じで思ってて微笑ましかったです。特に華門が大牙の髪を梳くシーンが好きです。奈良さんの絵もたっぷり楽しみました。一番のお気に入りは175ページ。コマ割描写の二人のキスシーンに萌え!あと、鹿園のフリフリエプロン姿に噴いたwww
読了日:03月21日 著者:愁堂 れな
彼の眠る場所 (ビーボーイコミックス) 彼の眠る場所 (ビーボーイコミックス)
序盤はノンケと軽めのバイの割り切った関係かと思わせられますが、話が進むほどに重い内容に。明るくおちゃらけて見せてる甲斐の纏う影が色濃くなるにつれ、彼のことが気になって心配でほっとけない気持ちになる吉岡ですが、読み手としてもほっとけない気分でした。甲斐の過去は甲斐自身が背負っていくしかないけれど、吉岡という存在がいるから大丈夫ですよね!吉岡の心情変化が違和感なく自然に伝わってくるのが佳野さんらしくて好きです。同時収録、真夜中に読んでたんで、怖い話かとビビリましたが、大丈夫でした(笑)
読了日:03月20日 著者:宮本 佳野
狂恋 (クロスノベルス) 狂恋 (クロスノベルス)
攻も受も好みだったので楽しく読めました。序盤から啓吾の優一への感情が漏れ出してるんですが、それに気付かない優一の鈍さったら!でも、啓吾の感情の種類には気付かなくても、彼の艶を含んだ熱は感じ取っててその熱に煽られそうになってるのがイイ。15年来の幼馴染で同性だから、それが恋愛感情だとは気付けないのも無理はないのかな。デキる男なのに愛情表現が不器用な啓吾の重苦しく濃厚な愛が良かった。優一の芯の強さも好きです。後半はラブラブ甘々で。ペーパーもとても甘やかなので、グフグフ喉を鳴らしながら読んでしまった。
読了日:03月19日 著者:秀 香穂里

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