木下けい子さんの『幾千の夜』2巻です。
この作品、大好きなんですよね!
すごく切なくて。
那義が学生モノで萌えるって珍しいんですけど、
これはもうめっちゃハマりました!
1巻読んでて胸がキューっと苦しかったですもの。
2巻を読むにあたり、1巻再読しましたが、
やはり胸キュンでございました。
そして2巻でもまた…。
木下さんの切ない漫画は逸品です!
大好き!
1巻のレビュはコチラ
↓
幾千の夜 第一夜
幾千の夜 第二夜 著者:木下けい子
ミリオンコミックス BLコミック 2010年11月
★★★★★
- 幾千の夜 第2夜 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 41)/木下 けい子
- ¥650
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◆あらすじ(コミックス裏表紙)
「俺、ずっとてっちゃんと一緒にいたい」
家を飛び出して、幼なじみの哲弥と暮らし始めた宙。大好きだった哲弥と想いがつうじ、自然と抱き合うようになる。大好きなのに、一緒にいたいのに、でも…… まだ大人になりきれないふたりは強すぎる想いにふりまわされて―… ◆
1巻の終わりに再会したふたり。
そのまま一緒に暮らし始めます。
二人の想いが繋がって、
自然と身体も触れ合って…。
一番最初のキスシーン。
宙いわく「やらしいキス」www
うん。ほんとにやらしいキスだった( *´艸`)ムププ
そんなやらしいキスを繰り返してます。
描写は軽いのにエロさをすごく感じる。
このエロさって、木下さんにしては珍しいんじゃないかと。
でも。
ラブラブイチャイチャしてるふたりなんだけど
読んでると何故だか不安になってきたんですよ。
なんだろう。
お互いを想う気持ちは溢れてるのに、
どこかが少しずれてるような。
それが徐々に大きなすれ違いに発展していってしまいます。
高校生の宙と、大学生の哲弥。
まだ大人になりきれてないんですよね。
哲弥の傍にいたいからこそ
自立をめざす宙と。
宙を大切にしたいからこそ
自分が守ろうとする哲弥。
ふたりとも相手を想う気持ちは同じくらい強いのに。
強過ぎてそれがふたりの気持ちにズレを呼ぶ。
読んでるとそれぞれの気持ちが
すごく理解できるんですよ。
それなのに、うまく噛み合わなくてすれ違っていく…。
すごく切ないです。
何とかならないものかと思うのだけど。
宙の親友・リョーちん視点の漫画も収録されてます。
ディア・フレンド
リョーちんにとっても宙はほっておけない感じ。
宙が女だったら好きになってただろうとwww
だから、リョーちんは哲弥から牽制されてます(*≧m≦*)ププッ
それでもやっぱり宙をほっとけない!
リョーちん、いい子だなぁ~好きだー!
子哲弥視点の漫画もあります。
ふわふわの
引越してきた宙と哲弥の出会い編。
外見も中身もふわふわの宙に
哲弥はこの時から射抜かれたに違いない(笑)
まだ続いてます。
予告っぽい1ページがすごく気になります。
もしかして悲しいセリフ?嫌です!
幸せなふたりが見たいです。
木下さん、お願い!
[追記]
ペーパーのこと、書き忘れてました。
第一夜では、「てっちゃんは何でも出来る!」
と言ってた宙ですが、
第二夜で、哲弥の苦手を発見してしまい…!?
ヘタレてる哲弥がめっちゃ可愛い!( *´艸`)ムププ
本編切ないけど、ペーパーは笑えます♪
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