ラヴァーズ文庫の2004年作品です。
これたぶん、ラヴァーズインフォ目当てで買った本ですね。
新品ですが、奈良さん挿絵だしってことで買ったんだと思います。

ということで!

奈良千春挿絵作品祭り第2弾です(o ̄ー ̄o) ムフフ

奈良さんの絵柄が今と違ーう!(o^-^o) ウフッ
この作品、奈良さんの漫画も載ってます!
もう、奈良さんの挿絵と漫画だけ楽しみました!

本編は…(ll'∀')ァハハ-


迷走迷路 著者:桃さくら イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 BL小説 2004年7月

★★

迷走迷路 (竹書房ラヴァーズ文庫)/桃 さくら
¥600
Amazon.co.jp


◆あらすじ(文庫裏表紙)
男の恋人、しかも会社の社長の甥と秘密で付き合っている主人公、檜山小太郎は、その事をネタに上司、如月豹馬から脅迫され、無理やり身体の関係をつくられてしまった。 恋人の相原希との恋愛を守る為に受け入れた行為にも拘らず、豹馬と体を重ねる度にその強引で巧みな愛撫に小太郎の身体は激しく反応してしまう。可憐で素直で安らぎを与えてくれる希の存在と、危険で妖しくそして甘い豹馬の存在…。本当はどちらを求めているのか。抜け出せない、逃げ出せない迷路に小太郎はどんどんはまっていく…。 ◆



そうか。そういう話だったのか。
あらすじを書いててやっと理解しました。

なんといいますか。
ここまでお話が意味するものを
感じ取れない作品というのは初めて。

男と出会ってHして、仕事して、
別の男から言い寄られてHして、仕事して。
泊まりの仕事に出かけて、
そこでまた最初の男とHして、
それを2人目の男に見られてまたHされちゃって…。

そしたら、泊めてもらってる先のおばあちゃんが強盗に襲われて倒れてて…。

こんな流れです。
おばあちゃんが襲われたのが
何かの山場かと思ったら、
そうでもないし…。

トライアングルな恋の話ではあるのだろうけど、
キャラたちの心情に、何も感じられず…。

主人公はリバですよ。
美味しいはずですよね?
でも、それが美味しく生かされてるわけでもなく。

終始、頭の中に『?』を浮かべて斜め読みしておりましたwww
いやぁ、ここまでの作品は初めてかも?
不愉快だとかそゆのじゃないんです。

とても軽くて、軽すぎて
なんの意味があるのかわからないという
とんでもない作品。

ある意味タイトル通り、
読者に迷路を迷走させてくれるかも?
でも出口がないよ?

あってないようなストーリーだったら
いっそのこと、エロに特化させてくれればよかったのにと思う。
花丸BLACKの某作品みたいに90%エロとかwww

この作品、エロは普通のBL程度ですもん。

若干多めだけど、今のラヴァーズほど濃くはない。
描写もつまんないので斜めに読み飛ばしたし。


それにしても!
奈良さんの素敵挿絵がもったいない!
1シーンを切り取って絵で表現する上手さは
昔から秀逸なのですね!

絵柄はかなり違います。特に受けの顔が。
可愛く整った感じの顔の絵柄です。

攻めの顔は、ちょっと前の奈良さんの攻め絵柄と同じですね。

シリアスなシーンはとてもカッコイイし、
Hシーンはとってもエロイ!
後ろの孔に徳利突っ込まれてるシーンとか
1ページに大サービスの角度違いで2カットですよwww

漫画も楽しいのー!
受けが天然っぽくて本編より可愛いし、
攻めもかっこよくて、人が悪くて、エロイ!

どうしましょう…本編はいらないけど絵は残したい。
嫁に出すべきか保存しておくべきか…。
迷います……。



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