すごいタイトルですね～！
でも、怖い話じゃありません。
表題シリーズと、『夜の女王』シリーズが収録されてます。
どちらも、お話がどこへ向かってるのかわからず、
先が読めない展開で面白かったです。
地獄行きバス 著者：明治カナ子
バンブーコミックス ＢＬコミック 2010年7月
★★★★
- 地獄行きバス (バンブー・コミックス 麗人セレクション)/明治カナ子
- ￥630
- Amazon.co.jp
◆あらすじ（カバー折り返し）
「6月に同僚と結婚する」 突然、同棲中の修から結婚報告をされたカンちゃん。別れを切り出すと、修はカンちゃんと別れるつもりはないと言い出す。どうしても別れたいならば…と修がカンちゃんに出してきた条件は”一週間、ふたりで旅行に行く”だった――。 感受性豊かな登場人物たちが織り成す大人気シリーズを収録した最新コミックス!! ◆
地獄行きバスシリーズ
いやもう、修ってば！
カンちゃんと同じく私も騙されたってばヨ！
なんと表現すればいいのか
よくわかんないですが、
明治カナ子さんの世界って独特ですよね。
アパレル勤めのカンちゃんは物欲のカタマリ！
服をとっても大切にしてて
ものすごいこだわりと執着があります。
一方、修は物欲ゼロ！
着ている物はいつもジャージだし、
何も欲しがらない。
性格的にも真逆な二人が
価値観の違いに戸惑いながらも
相手が何を求めているのかを
一生懸命考えてます。
修が物欲ゼロの背景には
重い過去があるのですが
それを暗いものとして扱ってないのがいいですね。
修とカンちゃんという
キャラクター性にもよるものなのですが
二人のやりとりがクスクス笑えるものが多くて
なんだか和みます。
同時収録の夜の女王シリーズも
攻めの過去に辛い出来事があって
それが、攻めの不眠、悪夢に繋がっていますが
重苦しくなく、淡々とエピソードが重ねられています。
この話は、エンディングにちょっと驚いた。
(￣◇￣;)エッ そっちとそうなるの？
って思うのですが、これもまたイイんじゃないかとｗｗｗ
Ｈ描写は多いです。そして濃いです。
特に、表題シリーズの方では、
修がカンちゃんの袋をはむはむしてるのまで
描写されてます( *´艸`)ﾑﾌﾟﾌﾟ
でも…。
那義は明治さんの絵柄が
イマイチ好みじゃないので（ｺﾗ）
エロいとは感じませんでした←
お話の内容的にはシリアスっぽいのに
キャラたちの言動や
エピソードがほんわかしてるので
読後に何故だか癒されてたりする不思議。
カバー裏の修とカンちゃん、微笑ましい。
とらのあなイラストカード。
明治さんのラクガキっぽいイラストで
修とカンちゃんが可愛いです～♪
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