ヤマダサクラコさんの2005年作品。

私は、Unit Vanillaの薔薇とライオンしか
読んだことがないので
ヤマダサクラコさん自身の作品は初読みです。

レビュはどれも高評価ばかりの作品ですが

私は…それほど…。
絵はとても綺麗ですし、大人のお話なので
それなりには楽しめましたのですけど。

とてもマイノリティなレビュになります、あしからず…。


ところで!
同時収録されてる『さよならベイビー』のマコって
もしかして、マスターですか?
マスターの高校時代のお話ですか?
それを読者に知らせるために、
『Baby Blue』で、オーナーに名前呼ばせてるんですか?
↑勘ぐり過ぎ?www


ラ・ヴィ・アン・ローズ 著者:ヤマダサクラコ
マーブルコミックス BLコミック 2005年3月
★★★

ラ・ヴィ・アン・ローズ (Marble comics)/ヤマダ サクラコ
¥630
Amazon.co.jp

◆あらすじ(コミックス裏表紙)
大人が集うその場所で いくつものドラマが始まり、そして終わる。 片思いの小説家、淡い恋心を抱く少年、恋に慣れた男たち、心が揺れるバーテンダー…。 カウンター越しの恋の駆け引き。 表題作、描き下ろしを含む7作品シリーズを完全収録。 ◆


片思いの小説家の話『恋愛小説』は楽しかったです。

小説家藤森が書く恋愛小説のモデルが実は…。

それを語ろうとする藤森の言葉が
タイミングの関係だったりで語りきれず。
予想はつくのですが、はっきり語る前に
何度もさえぎられてしまうのがもどかしくて。

著者に上手く焦らされますwww

その後、バーのマスターが出張ってきて
で、いくつかの恋の話になっていきます。

どれもマスター絡みではあるのですが
焦点がブレてしまってる感じがして
著者が何を描きたいのかが
私には掴めず。

マスターの恋の成就を描きたかったのか、
マスターが魔性のゲイ(バイ?)であることを描きたかったのか
後者であるならば、しっかりと伝わってますが(笑)

マスターとバイトくんはずっと出てますが
話ごとに違うキャラクターが現れて、
いきなり名前を呼んだりするから

『誰?いつ出てきた?』って戸惑って
ページを遡って読み返してた私www
いえ、初登場なんですけどね。

キャラクターの描き分けもゆるくて
オーナーが出てきたときには
「篠田」かと思ってしまいました。

『好奇心は猫を殺す』 『終末の近い終末』 は
それぞれのキャラの行動や心情の本質が読めず
どういう関係?
一体何がしたかったんだ?
結局彼はどうなったの?
といくつものギモンが、私の脳内を駆け巡ってました。


ラストの『Baby Blue』で、マスターの本命がわかって
それまで流れてきたお話が
ここに行き着いたのかと理解しましたが。

って、理解できてるのかも自信はないですが
描き下ろし『AFTER』では、
ラブラブになりそうな二人なので
私の理解であってるのだろうと思ってますw

でも、きっとマスターは今後も落ち着かず
フェロモン撒き散らして
たくさんの男を誘っちゃうんでしょうねwww

いえ、このマスター、ほんとエロくてステキですから。
実はとっても好みのタイプ…(o ̄ー ̄o) ムフフ
是非、彼に対してはネコでイってもらいたい!


それにしても、カバーイラストがめちゃめちゃ綺麗です!
フレームに入れて飾っておきたいくらい!



≪上記以外の漫画家作品INDEX(ハ行~ワ行)へ



↓ランキングに参加してます。ポチしてもらえると喜びます♪
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ にほんブログ村