木下けい子さんの新刊。
巡り合うよベイビィのスピンオフです。
『巡り合うよ~』の筧の男だった智のお話です。
前作では性格悪い嫌なヤツという役回りでしたが
この作品でもひねくれたツン男ですw
でも、その裏にある脆さや一途さが
見えてくると可愛く思えてくるんですよ。
木下さんにしては珍しいタイプの受。
楽しく読みました♪
前作のレビュはコチラ
↓
巡り合うよベイビィ
ドント・クライ・ベイビィ 著者:木下けい子
ディアプラスコミックス BLコミック 2010年6月
★★★★
- ドント・クライ・ベイビィ (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)/木下 けい子
- ¥600
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(コミック裏表紙)
製薬会社のMR・智は、不毛な恋ばかりしている。恋人と別れたばかりのある日、智は仕事で獣医の藤堂に出会う。なりゆきでゲイだと告白し、彼を挑発するものの、軽くかわされプライドを傷つけられる。 それなのに、行きずりの相手にケガをさせられた智は、なぜか藤堂を頼ってしまい――? 大人のためのラブ・セラピー。 ◆
デレのないツンツンな智ですが
なぜか動物にはモテモテwww
藤堂の動物病院に営業に行くと
毎回、待合室で動物たちに懐かれ
ヨダレまみれにされてます。
ヨレヨレのその顔で、
いくらクールに振舞おうとも
滑稽でしかないというww
藤堂は物事に動じない人なんです。
智がどんな態度や言葉を向けても
飄々と受け流しながら、
ツッコミを入れてます。
仕事上のつきあいだったのが
徐々にオフでの接点を持つようになり、
智の内面が見えてくるんですね。
恋に傷つき、それを隠して強がってる。
藤堂は智に次第に興味を持っていくのですが
逆毛を立てて威嚇しているような態度の智に
正論で容赦なく斬りつけたりしてます。
でも正論で割り切れないのが人の心。
藤堂の智に対する気持ちが深まった時、
それまでの智の心が理解できるのですよ。
藤堂がそれを智に告げるシーンが好きです。
動物もいっぱい出てきますよ。
でも一番は智だ!www
藤堂は智を猫だというんですね。
でも野良猫じゃなくて…。
その例えにすごく納得してしまった。
まさにそんな感じの猫タイプなんですよ、智は。
どんな猫なのかは読んでいただければ。←営業
イラストペーパーがついてました。
ツンツン猫な智が可愛い。
≪木下けい子作品INDEXへ
↓ランキングに参加してます。ポチしてもらえると喜びます♪
にほんブログ村