直野さんのオヤジ受けです~!

2種類のオヤジ受けが!
表題作は乙女オヤジ受けwww
それのスピンオフのような形が
一見、渋いオヤジ受けwww

那義は乙女オヤジ受けは苦手なのですが、
これは読めた!というより面白かった!
乙女というより天然ボケ。
ボケっぷりがハンパないから笑えます。

ファンタジー漫画もありました。
これは特にこれというものはなく…。
もう少しじっくり描かれてたらまた違う印象だったかも。


肌の上の恋愛事情 著者:直野儚羅
竹書房バンブーコミックス BLコミック 2009年10月
★★★★
肌の上の恋愛事情 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)/直野 儚羅
¥630
Amazon.co.jp

◆あらすじ
月島の恋人は年上の中学校美術教師・山地。筋肉フェチの山地に身体を褒められるたびに月島は複雑な気持ちになる。 『体』だけでなく一人の『人間』として好きになってもらいたいから……。 コンプレックスだらけの年上の恋人を持った男の受難を描く表題シリーズと商業誌未発表の同シリーズ番外編他、長編読みきりと描き下ろしを収録したファン必見の最新作品集ハート ◆



H後、眠る月島の隣で
ふと、自分のおなかを見下ろした山地。

で、[へそがマイナス]であることに気付く!(わかりますよね?コレwww)
慌てて姿勢を正すものの、
おなかのお肉を摘んでみれば…【ぶにっ】てwww
こんなユルユルの体を月島君に抱かせてたのかーっっ!
と焦る山地なのでした。

その後、携帯を持たない山地との連絡が取れなくなる月島。

なんのことはない、山地は中年太りのお腹をへこませるべく
ダイエットに励んでただけなのですが、

音信不通になってしまったことに不安を感じる月島。

山地は自分の筋肉質の身体がめあてなだけで
自分のことを好きではないんじゃないかとぐるぐる…。

乙女オヤジな風情の山地ですが
その実、とんでもない天然オヤジ。
非常にマイペースなので
月島が思いっきり振り回されてます。

そんな攻めの月島が可哀相で、カワイイwww

二段腹にマイナスへそ。
ギャグ絵だけでなく、シリアスなHシーンでも
ちゃんとそのように描かれてるのがリアルでいい!
プヨプヨなお腹は触り心地がよさそうでもあるwww


スピンオフは月島の同僚・青木の話。
彼は月島から山地のことでお悩み相談を受け
辛らつな意見を言ってたりしたんです。
(そのやりとりが笑えます(*≧m≦*)ププッ)

山地の心が読めず落ち込む月島に変わり

山地をとっ捕まえて説教したりもしてますwww

青木は強気なキャラクターですが、
惚れた相手がこれまたオヤジwww
でも渋い系のオヤジです。

青木に懐かれてしまった水島は

なんで自分みたいな中年に

カッコいい青木が惚れるのか理解できません。

青木の心が読めない水島は
彼を避け始めます。
自分の心が水島に伝わらない青木もぐるぐるしちゃって。

このときに初めて月島の気持ちが理解できるんです。
本気で好きになった相手に駆け引きは無意味だと…。

水島もオヤジ受なのですが、
カワイイタイプの受けではありません。
でも、ビール3口で酔っぱらっちゃうのは可愛いかもwww


いやぁ直野さん立て続けに3冊読んでみましたが

イイ!好きです!ハマります!

苦手だった乙女なオヤジも直野さんのだと
楽しく読めたから不思議!

美形なキャラはとことん美しく
カッコいいキャラは惚れ惚れするほどかっこよく、
オヤジは中年の魅力たっぷりで
そしてギャグ絵がたまらなく可愛い!

木下けい子、宮本佳野、深井結己、
山田ユギ、富士山ひょうたに続き、
直野儚羅も古本で見つけたら即買いしちゃいそうです。
もちろん、新刊も出たら買いますぞ♪



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