20年前の名作を復刊したものなのですね。
吉原理恵子さんの作品、初読みです。
全サがあるので、あと2冊買って来ましたよ~w
間の楔1 著者:吉原理恵子 イラスト:長門サイチ
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2009年3月
★★★★
- 間の楔 1 (キャラ文庫)/吉原 理恵子
- ¥660
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◆あらすじ
歓楽都市ミダスの郊外、特別自治区ケレス――通称スラムで不良グループの頭を仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人口体・金髪(ブロンディー)のイアソンだった!! 特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種――本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…!! ◆
文章が独特なので、慣れるまでかなり読みにくかった。
普通なら、読点で文章が続いていくところを、句点で止める。
これが頻繁に使われていて
慣れるまでに、しばし時間を要しましたw
単語を並べていくとか、1行ごとに改行とか、
かなり個性的な文章です。
ストーリーに引き込まれてしまうと
そういった文章の形だからこそと思えるほどの
雰囲気を醸し出してる気がします。
情景描写よりも心象表現が多く、
それが情景と共に頭の中に入ってくるので
鬱々と淀んだものや、息苦しいような閉塞感が
イメージとして流れ込んでくる感じ。
物語はとてもダークな世界観です。
SFチックな要素あり。
人工体が出てくるあたり、
ファンタジー系なんでしょうかね。
こゆお話も大好きです~!
舞台は、とある星です。
ケレスという荒廃と暴力と刹那な掃き溜めであるスラム。
ミダスという快楽と欲望の渦巻く表の顔と
差別による陰湿な淀みを抱える裏の顔を持つ虚構の都市。
この2つの場所がメインの舞台となって物語が進んでいきます。
なんとなく、匂いは咎狗の血と似たような…。
いや、リキはアキラより強いかな?www
黒髪と漆黒の瞳ってのがいいですね~
まさに大好物の受けだわ~!
しかも強い!喧嘩も強いが気も強い!
普段は寡黙なキャラだけど
たまに暴走してくれるから物語が面白くなる。
もうこれだけで、那義の萌えツボ刺激されまくりですよ~!
んで、人工体の超エリート・イアソン。
金髪ロンゲで長身、超絶美形、冷酷無比なドS。
これもまた萌えツボな攻めwww
他にもカッツェという、スラム出身で
今はミダスの裏社会で登りつめている男とか
カッツェの元で運び屋を始めたリキの相棒・アレクとか
リキの幼馴染みでもあるパートナーのガイとか
魅力的なキャラがた~くさん!
お話は、始まったばかりで、
まだまだこれからといった感じですが
先が気になる~!
イアソンが手袋をしたまま、リキを嬲るシーンがエ/ロくていい!
セフィがクラウドを手袋したまま弄り倒すってのは
那義の脳内妄想ですが、それと同じで萌えました~www
まだ3巻までしか買ってないけど、
きっと全巻買うと思いますw
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