同級生の続編、卒業生・冬読みました～。
同級生から続けて読んでますｗ
寒い冬なのに
この本を読んでると
温まってくるような恋のお話。
これ以前のﾚﾋﾞｭ
同級生
卒業生 冬 著者：中村明日美子
茜新社EDGE COMIX BLコミック 2010年2月
★★★★★
恋が、愛しさに変わるまで。
- 卒業生-冬- (EDGE COMIX)/中村 明日美子
- ￥650
- Amazon.co.jp
冬の季節は、
少しずつ二人の距離を近づけていく――。
◆あらすじ
大学受験を間近に控えた佐条は、予備校の帰りに草壁とのデートの時間を重ねていた。 そんなある日、佐条の母が入院することになる。 病院への往復、家事、そして受験に追われ、心身ともに疲れきっていた佐条は「今、お前に会いたい」と、だれもいない自宅に草壁を呼んだ…。 ほか、ハラセンの青春時代を描いた「げに大人というものは」同時収録。 ◆
恋ですね～♪
恋してますね～♪
卒業を控えた冬。
ちゃらんぽらんに見えた草壁は
自分の進む方向を決めてます。
一般常識で、というか大人目線で考えると
不安の大きな進路ですが
草壁本人がきちんと考えて決めた道。
一方、佐条は、勉強ができても、
その勉強はツールでしかないと言います。
それを使ってどの道に進むのか、まだ決められないとも。
彼の場合は大学に行ってから、ということになるのでしょうが
こういった対照的な二人の姿というのも
等身大の高校生って感じですよね～。
草壁がなんかすごく可愛いんですけど！
『同級生』でも可愛かったですが、
この巻ではさらに！
佐条好き好きオーラ出しまくりで可愛すぎる！
そして、佐条も地味に草壁好き好きモードに入ってるのが
これまた可愛い～♪
嫉妬も見せてくれて、こりゃ、ハラセンたまらんわ～ｗｗｗ
二人を見守る形になってしまっているハラセンですが
（本人の想いに反して、ですけどねｗ）
今回もいい味出してますね～。
（いえ、これも本人にとっては不本意でしょうが）
そのハラセンの過去の甘酸っぱい話もあって楽しめました。
高校生の頃からちょっと冷めた感じの子だったのねｗ
そのせいなのかどうなのか、大人になった今も
本能と理性のせめぎ合いに翻弄されてますね～。
ハラセンの理性、頑張れ！
さりげないシーンの積み重ねが
出ているキャラたちの心情をたくさん伝えてくれます。
だから好きなシーンがいっぱい♪
草壁が佐条の唇をペロッと舐めて「唇 荒れてる」って言うシーンとか
雨宿りしながら触れ合ってる二人のシーンとか…他にもいっぱい♪
中村さん、セリフもセンスがいいし、
そのやりとりも、上手いですよね～。
テンポがいいから読みやすくて、
キャラのその時々の気持ちがよく伝わってきます。
で、お話の方は終盤で、深刻な方向へと進んでいきます。
続きは、卒業生・春 ですね。
読むのが楽しみ～！
ところでこの二人、攻め受けはどっちがどっちなんだろ？
うん、ま、どっちがどっちでも納得ですけどｗ
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