犯人は誰だ?
七日間の囚人 著者:夜光花 イラスト:あそう瑞穂
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2007年3月
★★★(3.5くらいですw)
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◆あらすじ
ベッドしかない密室に、全/裸で監禁されてしまった!? 鷺尾要が目覚めた時、隣には同じく全/裸で眠る同僚の長瀬亮二が!! しかも手錠で繋がれて離れられない。 日頃から、からかうように口説かれていた要は、実は亮二が嫌いだった。 いつ犯 されてもおかしくない状況に、警戒心を募らせる要。 いったい誰が何のために仕組んだのか――。 眠ることすら許されない、絶体絶命スリリング・ラブ! ◆
あの~、あらすじは裏表紙のを書き写してるんですが
これだけで閲覧制限にひっかかるんじゃないかと((==;)
要はカフェの従業員なのですが、
バイトの亮二が苦手だったんです。
美形なんだけど、どことなく影がある亮二。
仕事の覚えはよく、気も利くので
接客業をそつなくこなせるのですが
要に対して、悪い意味でからかってるような態度で
しかも口説いてくる。
嫌がってる要に対して
「あんた――男、好きだろ」
って神経を逆なでするようなことを言ったり…。
要はホモフォビュアなんですよ。
それも父親がらみで…。
そんな要が、大嫌いな亮二と二人で(しかもまっぱだか!)
見知らぬ場所に監禁されてしまいます。
窓のない真っ白い部屋。
あるのはトイレとベッドだけ。
部屋の片隅には7つの鋼鉄製の箱。
1つずつタイマーがセットされ、1日に1個だけ開く。
1日目、中には水とカロリーメイトとナイフ。
2日目、缶ジュースと缶コーヒーとカロリーメイトと
潤滑ローション…( ̄0 ̄;
使い道はやっぱアレ?
二人は手枷をはめられていて、
それが鎖で繋がってます。
だから何をするにも二人一緒じゃないと動きがとれない。
亮二にムリヤリ押さえつけられれば
裸なので、即、オシリの危機に陥ることになる!
戦々恐々な状態な要ですよ~
ってな感じで監禁生活が始まる二人なのですが、
やっぱり精神的に参ってくるわけです。
だいたい嫌いな男と二人きりってだけでも厳しいのに
そのうえ、逃げ出す方法を探るうちに、
命のキケンまであったりする!
そして要の亮二に対する気持ちが…
いわゆる『吊り橋効果』ってヤツですね。
読んでるとツッコミ入れたくなるところが結構あって
ハズレだったか?と思いつつ、
でもこの突っ走り状態の話に、どうやってオチをつけるのかが
すごく気になって、結局一気に読んでしまったwww
夜光マジックだ~!!
これでラブラブモードなオチだったらハズレ決定でしたが
そこはやっぱり夜光さん!
ええっ!まさかっ!
とちょっと驚きのラストでございました(笑)
どうでもいいことだけど…
二人とも1週間歯を磨いてないよ…
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