夜光花氏の新刊です。
読み始めは、鬼畜モノかと思ったら違いました。
実は期待してたけど…(いえ、ちょっとだけね( *´ノд`)コショショ )


愛を乞う 著者:夜光花 イラスト:榎本
徳間書店キャラ文庫 BL小説 2009年11月
★★★★
愛を乞う (キャラ文庫)/夜光花
¥570
Amazon.co.jp


愛を乞う icon ←7&Yへ



◆あらすじ
『これから6年間、息子の性欲処理の相手をしなさい』。両親の借金の形に、13歳で大富豪・綿貫家に売られた氷野春也。同い年の一輝は、人に命令しなれた態度で春也を物扱い。口と手で一方的に行為を強要してくる、ところが、全寮制の高校で同室になって以来、なぜか春也仁キスや愛/撫をするように…。一輝の態度が変わったのは一体なぜ?理由がわからないまま、契約終了を告げる卒業の日が迫り――。 ◆


親の借金の形に売られる春也。
春也が両親に連れて行かれた先は
大金持ちのお屋敷で、ス/ケ/ベそうなオヤジが出てくるから
もしや、このオヤジに?
ショ/タで、凌/辱は、私ダメだぞ!読めないぞ!
って思ってましたが、それはなかったので(´▽`) ホッ

13歳の男の子の性/欲処理のために、
13歳の男の子をあてがうんですよ。
なんちゅー家庭だ!
しかもオヤジは春也に
「お前は一輝の『便所』だ」と。( 'Д')

冷たくてタカビーなお坊ちゃま然とした一輝は
初対面の春也にいきなりフ/ェラを命令。
春也はフ/ェラがなんなのかも知らない幼い子。

一輝に脱がされたりしますが、下はもちろんツルンツルン。
一輝はチョロンチョロンと生えてますが。

これは、一輝に酷い扱いを受けて
春也がズタズタに傷つけられていく鬼/畜モノか?と思ったら
いい意味で期待が裏切られました。


一輝と春也は、もちろん主従関係なので
命令されて使いっパシリさせられてはいますし、
一輝の気分で性/欲処理はさせられてますが
ツッコまれてはいないし、酷い仕打ちも受けません。
一輝のを飲み込んだ後の春也の口に飴玉入れてくれたり
(*≧m≦*)ププッ

それどころか、同じ高校を受験するために
勉強を教えてくれたりします。

家から遠く離れた全寮制の高校に入学する一輝と春也。
寮の同じ部屋で暮らす二人なのですが
一輝が優しいんですよ。
行為も一方的に春也が尽くすのではなく、
一輝が春也をイカせてくれたり。

春也の気持ちはどんどん一輝に向かっていきますが
自分は便所なのだからと、その気持ちを一輝に隠しますし、
優しくしてくれる一輝の気持ちにも、確信を持てません。

春也視点でお話が進むので
一輝の気持ちが読めないのですよね。

春也の契約は、高校卒業式の日まで。
そこで、二人は離れ離れになるのはわかっていたのですが。


お話は、高校時代だけでなく、その後も続きます。


中学高校時代、一輝が何を思い、
どう考え、何のために行動していたかが
終盤にわかってきます。
とてもピュアな二人でした。


ヤリたい盛りのお年頃の二人なので
エ/ロの回数、多いです。
さほど濃厚ではないですが(笑)



≪夜光花作品INDEXへ



↓ランキングに参加してます。ポチしてもらえると喜びます♪
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ にほんブログ村