リブレ出版B-PRINCE文庫 BL小説 2008年12月
★★★★
- 野獣(シャチョウ)の甘いささやき―太陽の楼閣シリーズ〈3〉 (B‐PRINCE文庫)/ふゆの 仁子
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太陽の楼閣シリーズの第3弾。
藤井3兄弟(ほんとは4兄弟)の次男・将吾と、三男・郁の2つのCPのお話です。
将吾のお話『野獣の甘いささやき』あらすじ
藤井グループの千真社長就任に対する反対派の説得にあたるのが将吾なのです。
反対派筆頭であり、また将吾の同級生でもある風間建設社長・風間裕貴に会いに行く将吾ですが、その席で裕貴は自分を抱けと交換条件を出すのです~。
将吾は、ワイルドで野性味溢れる容姿なのでモテルのですが、とにかくニブイw
郁に言われるまで裕貴の気持ちに気づかなかったり。
そのうえ単純でもあるので、弟の郁にも桐山にもいいように丸め込まれちゃったりします。
将吾は異常なブラコンで、千真しか見えてないんですけどね、でもそんな将吾を思い続けてたのが裕貴なのです。
彼もまた金持ちの御曹司なので、小さい頃から高ビーでわがまま坊ちゃんだったのですが、結構けなげなところもあったりします。
郁のお話『恋人は建築家(イジワル)』あらすじ
郁が任された仕事は、太陽の楼閣の最上階に設ける予定の美術館の設計を、郁が勤める建築事務所所長・一ノ瀬章則に承諾させること。
小悪魔要素のある郁ですが、一ノ瀬に憧れていて、自分の気持ちの暴走を止められず…。
母親似の女性的な美貌を持つ郁は、SEXに対しても奔放で男女問わずモテます。
対する一ノ瀬は、地味で目立たなく大人しい朴訥な人物…というのにすっかり嵌められてしまっていた郁なのです。
いやぁ~一ノ瀬、かなりの策士でありました。
桐山といい勝負!www
普段、人を翻弄する側の郁が、一ノ瀬にはメロメロに崩されちゃってますよ♪
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