春を抱いていた14 著者:新田祐克
リブレ出版superBBC BL漫画 2009年11月
★★★★★

春を抱いていた 14 (スーパービーボーイコミックス)/新田 祐克
¥650
Amazon.co.jp




『春を抱いていた』最終巻です。

とっても大好きな作品だったので、去年のあの事件はショックでした。
当時まだ全巻買い揃えてなかったのに、出版停止と回収になってしまい、集めるのにしばらく時間がかかったものです。
友達にも手伝ってもらって13巻まで全て揃えることが出来ましたが。


香籐と岩城が大好きで、彼らが紡ぎだす溢れるような愛の形が大好きです。

男同士特有のプライドや嫉妬や競争心…そういった数々のものを乗り越えて、対等な立場で理解しあい信頼しあい、愛しあっていく二人の姿が素敵な作品ですよね。

13巻、岩城の独立問題に暗雲が立ち込めるというところで終わっていたので、すごく気になってたんです。
だからその続きが読めて嬉しいです!


相変わらず深~く愛し合っている香籐と岩城です♪
新田さんの描くエッチシーンはエロが非常に濃厚で、素晴らしく美しい❤
今回もアクロバティックな体位で愛し合ってる二人です(o ̄ー ̄o) ムフフ


中東という命の危険もある場所での撮影を終えて香籐が帰国した日、家に帰る車の中で清水さんに指摘されるほどソワソワしてる岩城がめっちゃ可愛いと思ってしまった♪
そして先に帰宅した香籐が見事なまでに笑える出迎えぶり!
でもそれすらもすぐに甘いネタにしてしまう二人でしたw

独立問題は、ヤク絡みということでハードな展開ではあったけれど、無事解決します。
守っているはずの人に守られ、でもそれを動かしたのは岩城の生き方だという香籐の言葉が素敵でした。



そして描き下ろし。
読み始めたときは、何故地震?と思いましたが、お話を読むうちに、新田さんからのメッセージがいろいろ籠められているように感じました。

新田氏のあとがきはなかったです。

あの一件があっても、私はやっぱり新田祐克氏のこの作品が大好きです。
ファンとしては、もっともっと岩城と香籐を見ていたかったです。
きっと、二人はこの先もずっと肩を並べて歩いて行くのでしょうね。


そして新田氏の作品を楽しみにしているファンの気持ちを崩すことのないように願いつつ、氏の今後の活躍を応援したいと思う那義でした。


それにしても岩城さんの御神毛の御利益はすごいなぁ~(/▽\)きゃー♪



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