由利先生は今日も上機嫌 著者:木下けい子 2008年5月
由利先生と愛しき日々      〃       2009年11月
大洋図書ミリオンコミックス BL漫画
★★★★
由利先生と愛しき日々 (ミリオンコミックス Hertz Series 67)/木下 けい子
¥630
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新刊の『由利先生と愛しき日々』を買ったので、既刊も買って最初から読みました。
お話は続いているのでまとめてレビュです。

出版社に勤める六車と、六車が担当しているミステリー作家の由利先生のお話。
時代は昭和初期のような古い設定です。
純情で真面目な六車が、気難しい由利先生にイヂられながらも初々しい恋心を育んでいきます。

六車くんがほんとに可愛いの。
世間ズレしてなくてウブなのですよ~。
由利先生も六車くんが可愛くて仕方なくて、ついついイジワルして困らせてしまう。
でも、そこかしこに由利先生の気持ちが見えてるのに、ニブチンの六車くんは気づかなくて、振り回されてばっかりで悩んだり落ち込んだりいじけたり。
そんな六車くんなので、ラブに行き着くのは、『由利先生は今日も上機嫌』のラストあたりになりますw

『由利先生と愛しき日々』では、由利先生とコイビトみたいになってる六車君ですが、お坊ちゃま作家の佐倉先生が茶々を入れてきたり、由利先生のお義母さんがジャマしにきたり、由利先生の婚約者の女学生が登場したりと波乱続きで、翻弄されてます。

この巻では由利先生の嫉妬が見れます。
意外とヤキモチ焼きな先生なんです。
それがまた可愛いんだけど(o ̄ー ̄o) ムフフ

そして婚約者の女学生は腐女子モードな乙女です(笑)

いろいろ起きるけど、ほのぼのしてるという木下さんらしい雰囲気の作品ですね。
穏やかな気持ちで読めます。
そして時々、胸キュンで❤



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