宵待の戯れ~桃華異聞~ 著者:和泉桂 イラスト:佐々成美
幻冬舎ルチル文庫 BL小説 2006年9月
★★★★
宵待の戯れ ‾桃華異聞‾ (幻冬舎ルチル文庫)/和泉 桂
¥600
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女の扱いを教えてもらうために、遊郭『桃華郷』へ訪れた灯璃は14歳だった。
最高級の妓院・東昇閭で、NO.1男妓・聚星に一目惚れしてしまったのだが、子供は相手にしないと冷たく拒否される。
聚星は、半年後の元服までにイイ男になっていたら会ってやると灯璃に提案し、灯璃も半年後に絶対会いに来ると聚星との約束を誓うのだが…。

聚星との再会。
灯璃にとって、とても辛いものになるのですよ。
お金持ちのボンボンだった灯璃なのですが、信頼していた人々に裏切られ、桃華郷でも低俗な店の男娼として売られてしまうのです。

聚星と再会した灯璃、15歳。
ショタですよ、もうw
灯璃のビジュアルがツインテールなのは和泉氏の願望だとか(笑)
ショタ苦手な那義ですが、これは面白く読めました。
灯璃は幼くはあるのですが、けなげで一生懸命。
自分の惨めな状況を聚星には知られたくないと言うプライドもあります。

聚星がいいのです~!
美人さんなのですが、めっちゃカッコイイ男!
ビジュアルも素敵!

私は新刊の『宵月の惑い』を先に読んでしまったので、順番が逆なのですが、そちらの主役の彩夏も出てきます。
聚星の客として。聚星が彩夏を抱いてるイラストが萌えます♪
聚星も『宵月の惑い』の序盤で出てます。



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