ラブ&トラストシリーズ 著者:榎田尤利 イラスト:石原理
大洋図書シャイノベルズ
★★★★★
ラブ&トラスト (SHYノベルズ)/榎田 尤利
¥903
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ラブ&トラスト         2002年5月発売
エロティック・パフューム  2003年4月発売
100ラブレターズ       2004年7月発売
ダブル・トラップ        2007年11月発売   

【ヤクザの若頭・沓澤×兄・核】【弟・天×幼馴染正文】
薬物と拳銃以外ならなんでも運ぶ運び屋『坂東速配』を営む美形兄弟の核と天のお話です。

ラブ&トラストの序盤でいきなり ベロチューしちゃう核と天の兄弟!
あまりのイチャコラぶりに近親相姦モノかと思ってたら、これは兄弟の親愛のスキンシップだそうで…究極のブラコン兄弟w

弟、天はワイルドな美形で大型ワンコ系(核と正文にしか懐かないけどw)
短気で暴力的でキレやすく、キレると手のつけられない暴れっぷり。
そんな天の幼馴染が正文。
小さい頃は毎日のように天に泣かされてた正文が大学生で天と再会する。
テンちゃん、フミと呼び合う二人はやがてお互いに惹かれていくんだけど、初心な二人なので、なかなか進展しませんwww

自覚のないテンちゃんのフミに対する一途な愛情は読んでてキューンとしてきます♪
テンちゃんに何かあるとすぐに大きな目からポロポロ涙をこぼすフミですが、暴力的なテンちゃんを核以外に制御できる唯一の人。
料理のセンスがないのに創意工夫をしちゃって、とんでもない味の料理を核&天に食べさせてるすごい人でもあります。(食べれないほどマズくはないのが中途半端で困りモノだとかwww) 

天は、なんだかんだ言いつつわかりやすいんだけど、核が曲者。
美しい美貌を持ち、冷静沈着でプライドも高いんだけど、実はキレると天より怖いらしい。
女王様気質で野生の獣でもある。ゲイですw
なかなか自分の本心を見せない人だけど、天にはベタ甘! 
天を兄離れさせなければとわかっているけど、自分がなかなか弟離れ出来ず。

そんな核に惚れてるのが沓澤。
めっちゃ大物ヤクザなんだけど、核にはめろり~んで
『姫』『女王様』と核を讃え、足元に跪かんばかり!
ほんとに深く深~く核を愛してます。
でも核は、過去のトラウマのせいで、ちっとも素直になれないんですけどね。
沓澤は核の心を溶かすことが出来るのか?

沓澤の個人秘書の杣もいいんです!
いつも影のように沓澤に寄り添ってます。
ほんとにいつでも…。
沓澤が核とベッドインしてる時もドアの外に立ってます。
核を押さえつける役をやらされた時も…。


…って、ストーリーには一切触れず、キャラ紹介ばっかしてますね。
というのも、どのキャラも個性が強烈で魅力的なんです!
核と天を中心としたキャラたちが、色んな事件に巻き込まれ毎回ドタバタやってるんですが、そんななかに笑えるやりとりがあったり、心がほっこりするエピソードがあったり、胸がキュンとなるシーンがあったり、愛情って何?って考えさせられたり…
と、いろんなモノが盛り込まれてて読んでてすごく楽しい。


私は沓澤と核がすごく好きです。
特に沓澤の核に対する愛情に萌えます。
100ラブレターズに出てくる、
薬で眠らせた核を沓澤が愛おしそうに抱え込むシーン、大好きなのです♡

ドラマCD出てます。(買ってあるのですが積んでますw)
核:千葉進歩 天:鳥海浩輔 フミ:櫻井孝宏 沓澤:梁田清之 他


ドラマティックCDコレクション ラブ&トラスト/ドラマCD
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