交渉人は疑わない 著者:榎田尤利 イラスト:奈良千春
大洋図書シャイノベルズ  2008年11月発売
★★★★★
交渉人は疑わない (SHYノベルズ)/榎田 尤利
¥903
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コレの前に『交渉人は黙らない』が出てます。


ヤクザの若頭×個人経営のネゴシエーター 
高校の先輩(受け)と後輩(攻め)でもあります。

受けの芽吹は30歳。攻めの兵藤は2年後輩なんで敬語を使うことが多いんですよ~。
でも職業が職業なんでたまに怖い言い回しが出ますが(*≧m≦*)ププッ

芽吹の『俺』一人称で書かれてるので、考えてることがまるわかりで笑える!
芽吹は美人で頭がよくて弁も立つ(ネゴシエーターですもんね)んですが、ちょっとオッサンが入っててそこがまたいい!
しかも気が強くて頑固ときた!
彼はノンケなんですよ、ほんとは。(おにゃのこのオパイに目がいっちゃったりwww)
兵藤は高校時代から芽吹に惚れてるのですが、何度も諦め、でも今回ばかりは手を引かないと迫りまくってますw

この二人の会話のやりとりが絶妙なボケとツッコミだったりして笑えるんです。
脇を固めるキャラたちも一癖も二癖もあってこれがまたいい味だしてます!
美形だけど寡黙で変わり者のバイトのキヨとか、
70歳なのにパワフルな事務員のさゆりさんとか♪

1作目の『交渉人は黙らない』ではいいところまでいくものの、芽吹が「痛いのは嫌だ、痔になるのは嫌だ」と駄々をこねて最後までいってませんw
兵藤も本質的には優しいので嫌がることを無理してしようとはしないのです。
そんな二人ですが2作目のこの作品ではどうなるのでしょうね?

興味を持たれた方は両方読むことをお勧めしますヾ(○^з^○)/



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