金曜日に僕は行かない 著者:愁堂れな イラスト:麻生海
徳間書店キャラ文庫  2008年3月発売
★★★★
金曜日に僕は行かない (キャラ文庫)/愁堂 れな
¥560
Amazon.co.jp


中堅どころの建設会社に勤める聖也は、
とある地区の大規模な再開発プロジェクトのメンバーである。
スーパーゼネコンでもあり、事業主でもある業界最王手の竹本建設で行われる、事業主とゼネコン4社の初顔合わせに出席した聖也。
その席で、竹本建設専務になっている奏と、予期せぬ再会を果たす。

1歳違いの二人が中学生の頃、聖也の父と奏の母が再婚し義兄弟となった。
兄弟であり、男同士でもあった二人は恋に落ちてしまう。
それが両親にバレ、両親の離婚と共に引き裂かれることに。
二人は駆け落ちの約束をしたのだがうまくいかず、そのまま別れたのが13年前だった。


聖也と再会した義兄の奏がヤヴァイです!
竹本建設の入り婿になっていて、後継者の呼び声も高い彼ですが、聖也に異常な執着を見せ始めるのですよ。
とても優しい人なのですけどね。
聖也をとても大切に想っているのが伝わってくるのですが、それがどんどんエスカレートして、ちょっと狂気が混じってきちゃってます。

とんでもない方向に話が進むかと、少々不安にもなりますが、それは大丈夫。
奏はきちんと物事を考えている人なので
ちゃんとした恋愛のお話になってますw



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